青空の下からこんにちは。
自宅の庭で野イチゴを狩るのが最近の日課の金沢です。
さて、先日15日(日)は平丸ふれあいの森で開かれたエコトレッキング(エコトレ)の
道案内役をしてまいりました。
このエコトレは「妙高の自然にふれあいながら環境保全を考える機会」を
つくるのが目的です。
(引用元: 「エコ・トレッキング 妙高市役所」http://www.city.myoko.niigata.jp/introtourism/434.html )
当日は、W杯日本代表戦の行方も気になる中、
70名以上の参加者の方からお集まりいただきました。
みなさんの普段の行いのおかげで当日は晴天に恵まれ、このすがすがしさ。
多くの方からから歩いてみて「気持ちよかった」と声をいただきました。
1週間前から整備した甲斐があったというものです。
エコトレ中は1グループ18名の道案内役を担当しました。
参加者の中からは、
「ブナ林のそばを訪れることはあっても不安で中に入ることはなかった。
今回初めて入った。」という声も。
そんな方とともに無事に巡れたことで一つの役割は果たせたとしつつ、
事後のアンケートから、参加者のみなさんは解説に期待していることが
よくわかりました。
「ブナシメジはブナの木から生えるのですか?」と参加者から尋ねられ、
どうなんだろう?となる一幕も。
(A.ブナ、カバなどの広葉樹が原木になります。)
「ガイド」をこなすにはまだまだ積み重ねが必要ですね。
ブナ林について一応の下調べはしていたので、仕込んでおいたものから
えりすぐりを末尾に掲載しておきます。(一口メモ)
仕込みといえば、こちらは昼食の仕込中。
平丸に伝わる郷土料理「たけのこ汁」を作るべく、平丸自慢の料理の達人たちが
タケノコの皮をむいています。
タケノコといってもここでは、モウソウチクより大幅に細い、ネマガリダケという親指の太さくらいのものを使います。
これにジャガイモ、豚肉、卵などを入れて汁物にし、参加者のみなさんに召し上がってもらいました。
美味しかったと大好評で、大鍋一つがまるまるみなさんの胃の中へ。
昼食を終えたみなさんが帰られていく姿を見送って、
一役をやり終えたという充実感と、あんなに賑やかだったブナ林が
物静かになる寂寥感が同時に押し寄せてきた昼下がりでした。
~~一口メモ~~
成長したブナは一定の範囲に一本しか生えていません。
これはブナが成長に伴って根から毒素を出し、周囲のブナを枯らしてしまうからです。
2本生えているように見えるものは、同じ遺伝子を持ったものです。
(同一の木が根元から分かれている、もしくは、同じ種から生まれた双子)
ホント?と思った方はブナ林に確かめに来てくださいね。
(原典:wikipedia)