妙高市地域のこし協力隊員ブログ

妙高市地域のこし協力隊員が日々の活動や地域の情報、そして田舎暮らし体験等を綴っていきます♪

季節の変わり目

2014年03月27日 | 協力隊 金沢

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

妙高は平丸もぽかぽかとした陽が当たり、そろそろ冬の間着ていたレインウェアから服装を変えようかと思っていたら、「春らしい桜色だね」と言われてどうしたものか悩んでおります。 金沢です。

 

そんなわけで、季節の変わり目を感じる今日この頃。

写真は、ガードロープを張る作業員さん達。

冬の間は、道路の雪を谷底に落としやすいようにロープを外してあるのです。

もう雪は降り積もらないと予測したということですね。

 

そしてこんな春の導も。

苦味を楽しむふきのとう。

ご近所さんからおいしいふきみその作り方を聞き出したので、特別にレシピを載せますね。

 

~~レシピ~~

材料: ふきのとう 適量。 味噌 適量。

1.ふきのとうをゆでて刻んで味噌に和えるとできあがり。

~~~~~~~

うん、わかりやすい。

 

写真にはうまく出ませんでしたが、ゆで汁も鮮やかな緑になりました。

 

妙高っぽく、味噌の代わりに唐辛子入りしょうゆの実(一口メモ)を使ったものも紹介します。

 

~~レシピ~~

材料: ふきのとう 適量。 唐辛子入りしょうゆの実 適量。

1.ふきのとうをゆでて刻んでしょうゆの実に和えるとできあがり。

~~~~~~~

はいっ! これをご飯に載せるとこんな感じ。

人が苦味を感じるのは毒を食べないようにするためという説を聞いたことがありますが、

ふきのとうからはエネルギーをもらえる感じがします。

 

ちなみに右側のお味噌汁はご近所さんからおすそ分けしていただいた大根、白菜、味噌入りです。

みなさんから、自然から、それぞれの恵みを美味しくいただいて、それに応えられるようがんばります。

 

~~~~~~一口メモ~~~~~~

 しょうゆの実

とろっとした味噌のようなものです。

妙高のものの説明によりますと、しょうゆの実は

「醤油をしぼる前のもろみに米こうじを混ぜた発酵食品です。

あたたかいご飯や、野沢菜、大根おろし、納豆などに醤油の代わりにかけると、よりいっそうおいしく召し上がれます。」 

新潟に限らず方々ですこしずつ違うものがあるようですが、妙高産のものには唐辛子入りとゆずこしょう入りもあります。


卒業おめでとう

2014年03月26日 | 協力隊 石川

 

今年の1月23日に行ったスゲ細工教室。

この日は新井南小学校の6年生にスゲ細工の春駒づくりを体験して貰いました。

6年生の総合学習のテーマが「地域のこし」ということで、

地域の特産品の一つであるスゲ細工作りを通して、地域のこしについてみんなで考えてみました。

(この様子を1月30日放送のNHKのおはよう首都圏で取材して頂きました。)

 

みんな一生懸命作ってくれたのですが、授業時間の関係で途中までしか作ることが出来なかったので・・・

残りは私が持ち帰って、仕上げて完成したらまた届ける約束をしていました。

 

その約束から約2か月・・・。

 

卒業式の日にこっそり机に置いておく計画を先生と立てていたのですが、

せっかくなら直接渡しましょうということになり、卒業式が目前に迫った先週に急遽時間を作って頂き

小学校を訪問して皆さんにお届けしてきました。

 

長いこと待たせてしまったので忘れられてないか心配でしたが、皆さん楽しみに待っていてくれたみたいなので嬉しい(*^_^*)

 

メッセージをつけて一人ひとりに手渡ししていきました。

みんな完成した春駒に喜んでくれてました。

「ちゃんと馬になってるー」なんて声も(^^)

みなさんとっても可愛い春駒になってました♪

同じ手順で作っても、みんな表情が違って個性がでるのが手作りの良さですね!

 

私たち協力隊にとっても、単独で教えに行ったのは南小の6年生が初めての経験だったので、

不慣れでわかりにくい部分がいっぱいだったかと思います。

そんな私達にも真剣に向き合って、一緒に取り組んでくれた生徒の皆さんに感謝です。

そして、このような素敵な機会を与えて頂きました岩澤先生はじめ、南小学校の皆様ありがとうございました。

 

最後に6年生のみんなと平丸の協力隊で記念撮影させてもらいました(*^^)

 

6年生の皆さん、卒業おめでとうございます。

中学校でもがんばってね(*^_^*)

 


おまんたに逢えた ~雪国体験交流イベント おまんたに逢いたい~

2014年03月12日 | 協力隊よりお知らせ
2月28日~3月2日。


雪国体験イベント「おまんたに逢いたい」が開催されました。

参加者は全部で6名の方。


2月28日。
不安半分、わくわく半分で参加者をお出迎え!



早速地域を回りながら大滝荘へ!


スノーシュー体験!

あいにくの天気で山は見えなかったけど、もやがかかった幻想的な雰囲気の中歩いていきました。


「筋肉痛になったー!笑」との声も。


夜は地元のお母さんたちの手作り料理を囲んで交流会。


本当においしかったー!!!!!!!!

「山菜料理や漬物、地元の方が作ってくれて、この土地でしか食べれないもので、こんな豪華なものはない!」

と感動してました!


この日は3回の万歳で締めくくり。

参加者の方はとても楽しかったようで、夜中12時過ぎまで参加者同士で呑んでました。



3月1日。
朝からどんどやきの準備。

この日のために地元のお父さんたちが作ってくれた立派などう。


下の部分の化粧を手伝いました。


どんな風に燃え上がるのか楽しみです。

「火を囲んだら踊らなきゃ!笑」なんて声も。


その後はみんなで豚汁づくり。
地元のお母さんの指導の下、料理の基礎から教わりました。


何一つ無駄にしない料理の仕方。


豚汁に入れる大根の皮をきんぴらにして出してくれました。

また今日参加できないお母さんから料理の差し入れや、当日心配で見に来てくれて急遽手伝ってくれたお母さんもいて。

本当にやさしい、温かい雰囲気の料理会でした。


ぬか釜ご飯。

興味津々。


「はじめちょろちょろなかぱっぱ。赤子泣いてもふたとるな」

土鍋ご飯やぬか釜ご飯のおいしい炊き方だそうです!


みんなでおにぎりにする。


大きいの小さいの。丸いの、三角の。


午後からはすげ細工。


同じ作り方でもみんな違う。


夜からはどんどやきの点火です!


豚汁や竹のコップでのむお酒、おもちやするめを焼いたり。


火を囲みながら、笑い声の絶えない現場でした。



3月2日。最終日。

朝からそば打ち講座。


細い麺もあったり、太い麺もあったり。

本当においしかった!


当日参加者の皆さんのために、ふきのとうをとって持ってきてくれたお母さんも。

天ぷらをきれいに揚げてくれて。

そばは茹でず、残りはお土産用にきれいに包んでくれました。


別れ際はすごく寂しい。

みんなで再会の約束をして大滝荘を出発。

ハプニングだらけで、申し訳なかったのですが、地域のみなさんのおかげですごくいいイベントができたと思ってます。

また来てくれると信じて、こういうイベントをまた計画できたらと思っています。