本日午前中、1日限定で「平丸スゲ細工」のマスコミ一斉取材を開催致しました。
会場は今年3月に発足し今月16日にリニューアルしたばかりの「NPO法人平丸スゲ細工保存会」の「スゲ細工創作館」です。
昔からの作り手である石田福治さんとNPO法人スゲ細工保存会のメンバー2人の計3名の方々に来年の干支である「申」を実際作ってもらいながら取材を受けていただきました。
昨年は大雪の為中止になった経緯もあってか10社以上のマスコミ関係の方々にお越しいただき福治さんが手を動かした瞬間、カメラが一斉に福治さんへ!
「NPO法人平丸スゲ細工保存会」の柴野代表と青野さんにも記者からの質問に答えていただきました。
マスコミ一斉取材に合わせて本日、上越教育大学付属小学校4年生32名が3班に別れ順番にスゲ細工創作館を訪れ福治さんがマスコミ取材を受けている様子を見学しその後、福治さんに「一番作りやすい干支は何ですか?」や「一番難しいのは何ですか?」など色々質問をしていました。
間近に見る十二支に興味深々。
「未や申の毛はどの様に作るのですか?」など「スゲ」が「毛」になる過程や申の耳の作り方など専門的な質問もありました。
午後は平丸地区のご家庭を訪問し昔話やスゲ細工の事について地元の方からお話しを伺いました。
ご家庭にある干支を見せていただき生徒さんも大喜び!
午後の家庭訪問も14時過ぎに終了し生徒さんからは「もっと居たかった」「楽しかった」などの声をいただきとても嬉しく思います。
今日の平丸での出来事をご家庭の夕食時や家族団らんの時にでも話題にしてもらえれば幸いです(^^)。
あっという間でしたが平丸がとても賑わった1日でした。
取材や家庭訪問にご協力いただいた方々に感謝申し上げます。
明日いよいよ雪が降るかも!?との事ですのでこの申の様に柿を食べて体力をつけて冬を乗り切りたいです・・・。