妙高市地域のこし協力隊員ブログ

妙高市地域のこし協力隊員が日々の活動や地域の情報、そして田舎暮らし体験等を綴っていきます♪

「平丸スゲ細工」マスコミ一斉取材&上越教育大学付属小学校4年生平丸訪問

2015年11月26日 | 協力隊 石田

本日午前中、1日限定で「平丸スゲ細工」のマスコミ一斉取材を開催致しました。

会場は今年3月に発足し今月16日にリニューアルしたばかりの「NPO法人平丸スゲ細工保存会」の「スゲ細工創作館」です。

 

昔からの作り手である石田福治さんとNPO法人スゲ細工保存会のメンバー2人の計3名の方々に来年の干支である「申」を実際作ってもらいながら取材を受けていただきました。

 

昨年は大雪の為中止になった経緯もあってか10社以上のマスコミ関係の方々にお越しいただき福治さんが手を動かした瞬間、カメラが一斉に福治さんへ!

 

 

「NPO法人平丸スゲ細工保存会」の柴野代表と青野さんにも記者からの質問に答えていただきました。

 

 

マスコミ一斉取材に合わせて本日、上越教育大学付属小学校4年生32名が3班に別れ順番にスゲ細工創作館を訪れ福治さんがマスコミ取材を受けている様子を見学しその後、福治さんに「一番作りやすい干支は何ですか?」や「一番難しいのは何ですか?」など色々質問をしていました。

 

間近に見る十二支に興味深々。

 

 

「未や申の毛はどの様に作るのですか?」など「スゲ」が「毛」になる過程や申の耳の作り方など専門的な質問もありました。

 

午後は平丸地区のご家庭を訪問し昔話やスゲ細工の事について地元の方からお話しを伺いました。

 

 

 

ご家庭にある干支を見せていただき生徒さんも大喜び!

 

午後の家庭訪問も14時過ぎに終了し生徒さんからは「もっと居たかった」「楽しかった」などの声をいただきとても嬉しく思います。

今日の平丸での出来事をご家庭の夕食時や家族団らんの時にでも話題にしてもらえれば幸いです(^^)。

 

あっという間でしたが平丸がとても賑わった1日でした。

取材や家庭訪問にご協力いただいた方々に感謝申し上げます。

明日いよいよ雪が降るかも!?との事ですのでこの申の様に柿を食べて体力をつけて冬を乗り切りたいです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


新米の味 ~食べてから来年の準備編~

2015年11月26日 | 協力隊 池端

新米 食べております

コシヒカリ独特の粘りと甘み

炊き上がった瞬間はやわらかく しゃもじで混ぜるとすぐに もちっとしたしっかりした食感に

あつあつのごはんには 荒塩ぱらぱらだけで さいこうです

さめても一粒一粒が主張する粒の大きさ

 

来年に向けて 雪の前に すこし田んぼの作業があります

雪でくずれないように ハザを撤収しました

一番上の横木だけを残して 他の横木やロープは片付けました

 

来年の田植えの妨げにならないように 杉の落ち葉や枝を 田の中から かき出しました

(春にやろうとしても 冬の間に重い雪で田んぼの泥に押し付けられて食い込み 枝や落ち葉の回収は困難だそうです)

 

妙高山も5合目付近まで雪が下りてきました 今週末こちらにも初雪が降るのではないかと どきどき待っています

 


健康温泉教室

2015年11月18日 | 協力隊 金沢

 

 池の平のいもり池にやってきました。

 

 雪まだ降らぬ17日(火)、平丸の集いの面々で健康温泉教室に参加しました。

 健康温泉教室は、妙高市が進める健康保養地プログラムのうちの一つで、森林セラピーロードや温泉などの

地域資源を利用して、気候療法、ウォーキングや温泉療法などを組み合わせた教室です。

 森林セラピーロードの中間地にあるいもり池の遊歩道を、15分ほどかけてゆっくりと一周します。

 途中でカモを見つけたようです。

 

 

 木々の装いや草木の色から、秋の深まりを感じます。

 

 座り仕事が多くなってくるこの時期のちょうど良い気分転換と運動になったようでした。

 気温が低く汗ばむことがなくても、体からは水分が出ているのでその分をきちんと補給することが大事だそうです。

 

 そんなわけでウォーキング後は妙高高原ふれあい会館に移動し、お茶のみです。

 

 それぞれが持ち寄る品々がテーブルの上に所狭しと並びます。

 僕も差し入れでお菓子を一袋持って行ったのですが、帰る時にはなぜか二袋分になっていました。

 きっとどこかに魔法のポケットがあったのでしょう。

 

 ふれあい会館の温泉にゆったり浸かり、

 お互いの顔を見ながら賑やかに昼食をとり、

 それぞれの話しで笑いあい、

 参加者のみなさん、心も体もリフレッシュできたようでした。

 

 


晴れた日は山に

2015年11月18日 | 協力隊 池端

先日 計画を実行してまいりました

計画というのはこれです!

70年前くらいまで 水原地域(上小沢、大濁、坪山)の人々は 農繁期が終わると歩いて野沢温泉まで湯治に行ったそうです

今回は 歩いて野沢温泉までいった経験のある(!!!)先輩お二人と森野隊員と私 4名で実踏調査してまいりました

昔の人は全部徒歩でしたが 私たちは車道のあるところは車を使わせていただきました

9:00 上小沢集落出発(車)

9:30 ヨシ八池の上の北条間道妙高側登山口より入山(徒歩)

11:00 小沢峠着(徒歩)

12:00すぎ 戸狩温泉スキー場上の とん平着(徒歩)

寄り道をしつつ14:00ごろ 野沢温泉着(車)

昔の道の様子や その当時の休憩の場所や 昔歩いたときの感想や 歴史の話など 先輩お二人から聞く話はとても面白く楽しかったです

今年の夏に再びすべて歩けるようになった 北条間道 妙高側は急峻で登り応えがあり炭焼き窯跡の石組みがいくつもあります、飯山側はなだらかでブナの巨木が美しいです!

天気が良かった先日は、妙高側には 妙高山 火打山 黒姫山 戸隠山 高妻山 さらには妙高山と高妻山の間には雪化粧の北アルプス(恐らく唐松岳や五竜岳あたり)までみえました!飯山側には志賀高原の山々がくっきりと見え、特徴的な丸い笠ヶ岳がきれいにみえました!

 

昔の人もきっと沢山話をしながら 景色を眺めながら 同じようにこの道を通ったことでしょう

また来年の春 歩きに来ようと思います