妙高市地域のこし協力隊員ブログ

妙高市地域のこし協力隊員が日々の活動や地域の情報、そして田舎暮らし体験等を綴っていきます♪

上小沢 郵便局長さん 除雪ボランティア

2015年02月23日 | 協力隊 森野

雲ひとつない晴天に恵まれた2月21日(土)

上小沢に13名もの郵便局長のボランティアさんが来てくださいました!

今年の雪は12月にびっくりするぐらいたくさん降った後、1月は落ち着き、2月になると重い雪が降っています。

そんななか、13名もの郵便局長のボランティアさんが来てくれました。

 

朝9:30 上小沢の皆さんと、郵便局長さんたちの顔合わせです。

当日の作業内容・派遣グループの発表を行っています。

 

その後、4軒のお家に、3~4名ほどのグループに分かれて作業開始です。

地元の方も1名ずつボランティアで入り、いよいよ作業開始です。

道路に迫り出したせっぴ?を削る作業を行う郵便局長さんたち。

雪で埋もれてしまった1階の窓を掘り出す作業を行う局長さんたち。

ちなみに、今出ている窓は2階です!1階の窓までは私の背の高さ(160cm)よりまだまだ深く掘ってやっと出ました。

局長さんたち、お疲れ様です・・・。

 

お昼は各お宅で持参のお弁当を食べて帰られるそうです。

地域のみなさん、とても喜んでいました!!!実はこの日の前日に上小沢雪が降り、20センチくらい積もったんです。

郵便局長さんから除雪してもらって、雪も大分溶けて、後は春を待つのみですね!

 

本当にありがとうございました。


ウィンタースポーツ

2015年02月17日 | 協力隊 金沢

 

 足元のぬかるみに春の気配を感じるようになりました。

 心もち空の青も春色がかっている気がします。

 

 

 さて、雪が溶ける前にウィンタースポーツを少しでも満喫しようと、

お昼休みに平丸小学校グラウンドに来てみました。

 賽の神の会場になったこの場所、今は燃やした跡の目印にと棒がぽつねんと立っております。

 

  

 手前に見えるのが今日の遊び道具の「雪板」。

 スノーボードに似ていますが、足を固定せずに乗ることが大きな違いです。

 詳しいことは「雪板」で検索していただけばいろいろ情報が出てきます。

 

 玄人はベニヤ板を貼り合わせて作るところから楽しむようですが、

 とあるNPO法人の催しに参加して、デザインの工程から自作させてもらったのがこちら。

 

 乗る面。

 

 雪に接する面。

 

 色つけはスゲの緑をイメージしたつもりでしたが、

 どちらかといえば妙高市章の緑に近い仕上がりになりました。

 

 

 滑走跡はこんな感じ。

 

 ドがつく素人にちょうどいい斜度と長さを提供しているこの小山は、

実は「希望の塔」に雪が積もったもの。

 「希望の塔」とは昭和46年8月21日に当時の平丸小学校グラウンドに完成した遊具です。

 その製作には、生徒・保護者らの有形・無形の協力があったと聞いています。

 遊び場所にだってやはり歴史があるのです。

 

 <平丸小学校閉校記念事業実行委員会が平成17年に発行した
  『平丸小学校 閉校記念誌』より>

 

  雪遊びやウィンタースポーツ日和の週末に、ふとこんな場所に来てみるのも乙なものかもしれません。


 ―妙高のかたち ポスター展―

2015年02月10日 | 協力隊 金沢

 

 こんにちは、金沢です。

 テレビのニュースなどで今季最強の寒波が到来と謳われ、気をもんでおりました。

 が、今朝の平丸の住まいは感覚で30~40cm程度の雪を片づけるだけですんでおります。

 12月の大雪が感覚を変えたのか、このくらいなら何とでもなると思うようになりました。

 もちろん周りのみなさまの御蔭です。

 

 さて、お知らせです。

 先日案内した平丸のポスターが、「道の駅あらい くびきの情報館」に場所を移して展示されております。

 [1月19日掲載 新たな始まりへの後日談 参照]

 こちらがそのポスター。

 

 

 なお、この道の駅あらいでは、2月の金曜土曜の夜に雪灯籠が灯されています。

 <道の駅あらい「雪の駅あらい 灯篭の夜」>

 ライトアップまで少し時間があるときなど、立ち寄っていただければ幸いです。

 (もちろん、ポスターを目的にお越しいただくのも大歓迎です!)

 作品展の詳細は下をご覧ください。

  

  ―妙高のかたち ポスター展―

 <期間>  平成27年 2月23日(月)まで

 <OPEN> 9:00~18:00

         (2月16日(月)の15:00~16:30とその前後のみ一時閉場)

 <会場>  道の駅あらい内 くびき野情報館

                 ☆入場無料☆

 <主催>  街中にぎわいの風 ゆめくる広場交流部

 

 <主催者より展示にあたり>

 私たちは、ここ妙高山の麓で、有形無形の「かたち」と接し、喜び、怒り、哀しみ、楽しんで生活しています。

 旅人としてこの地方と関わる人たちも、視点を変えて「かたち」を発見しています。

 今回は当事者として地方で感じていることや、ことがらを「かたち」にしてみました。

 ご来場のみなさんに展示作品から「地方」を感じていただければ幸いです。


アナログならではの広がり

2015年02月03日 | 協力隊 金沢

 

 協力隊として訪問活動をしていると毎回新たな発見に出会います。

 こちらでは、竿竹を使って樋の雪下ろし。

 

 無形文化遺産に登録したらいいのにと思うような風情を感じました。

 

 さて、今回の本題は新たに気づいた課題のお話。

 

 訪問していたあるお宅で、狭心症の薬を入れるケースを探していると相談を受けました。

 ご本人は、探してみたが店頭に置いておらず、インターネットを使えばどこで売っているのかわかるのではないかと期待しています。

 病気の発作を早くおさめるために薬は肌身離さず持っておく必要性があり、ペンダントのように首からかけておきたいとのこと。

 こちらが求めているもののイメージ。

 

 今のところは、観光地のお土産で缶状のものがあったのでそれを首飾りのようにして転用しているが、錠剤を入れる空間が小さいので錠剤はラップで包み直してから入れているそう。

 包み直す手間もさることながら、薬が薬だけに今使われている物が用途に対して信頼できるかも気になります。

 

 家に帰って早速インターネットで調べてみたところ、ネットの通販で取り扱ってはいます。

 価格帯は安ければ1000~2000円程度の物から2万円に届こうかというものまで様々。

 1000円程度のものなら求めやすいですが、その値段の差は何?という疑問もわきます。

 また、私がインターネットで購入を代行すると、それを紛失・破損したときは毎回私に頼まねばならず、協力隊に任期があることを考えれば、販売店が見つかる方が持続的な解決策にもなります。

 まずは、もう一度薬局などに訊いてみます。

 

 インターネットも一つの強力な情報源ですが、専門の方と対面してお話を伺うのもアナログならではの広がりがあります。

 通販で様々なものが手に入るのは便利なことですが、インターネットが使えないと命や健康に関わる物が揃えられない、あるいは選択の幅が大幅に限られるとしたら困ったこと。

 この課題、相談を受けた本人に結果を伝えるだけでなく、首飾りのように胸に下げておく必要があると思いました。