秋晴れの平丸、のアズキ干し。
直射日光に晒してしまうと色が悪くなるため、鞘を上に被せているそうです。
なんでもうまく乾くと、豆をふるった時に金属音に近いチャリチャリとした音色を出すといいます。
アズキも人も外に出るのに相応しいそんな爽やかな日々とあって、ここ最近は行事が目白押しです。
12日(月)は、国立妙高青少年自然の家で感謝祭があり、スゲのリースづくり体験で出展させていただきました。
出展を支える諸々の労だけでも施設の方々には頭が下がるのですが、今回は大学生のボランティアまで配置していただきました。
本当にありがとうございます。
来訪者への「スゲ細工や平丸の事を知ってもらうためスゲを手に取って作ってみる」体験の提供に加えて、
ボランティアの方には「スゲを伝えていく」体験を提供できるかという欲張りなねらいを設定して臨んだところ、
丁寧な伝え方と「やってみたら楽しかった」という感想で、スゲの可能性を諭しなおしてくださいました。
ハロウィンのコウモリやペロペロキャンディのような飾りをモールでつくるという発想にも出逢え、毎回が
学びの連続です。
翌13日(火)は、平丸の集いで、折り紙の傘作り。
民生委員の方が写真中央のかぼちゃのパンケーキとともに準備を重ね、参加者はそれぞれ色とりどりの傘を
仕上げていました。
15日(木)は、看護大の学生が3日間平丸で現地実習をして得た知見を報告する発表会。
「互いに助け合いながら暮らしている素敵な地区」
「健康の秘訣はたくさん笑うこと、平丸の皆さんは笑顔が素敵」
「孫が来たようで良かった。これからもぜひ来てください」
聴講させていただく中で、原点に戻れる言葉が紹介し切れないほど沢山出てきました。
発表会と昼食を終えて、笑顔の出発で締めくくられました。
そしてこの18日(日)は8:30~15:00、新井南小学校で南部祭り。
さらには賽の神の準備も着々と進みます。
行事、そして行事。
準備を進め、開催・運営に携わる方々の労あっての華やかな舞台なのだとしみじみと思うこの頃です。