妙高市地域のこし協力隊員ブログ

妙高市地域のこし協力隊員が日々の活動や地域の情報、そして田舎暮らし体験等を綴っていきます♪

上越教育大学附属小4年2組×笹寿司と雪遊び

2016年02月25日 | 協力隊 金沢

 

 2月24日(水)、上越教育大学附属小4年2組のみんなが平丸を訪れてくれました。

 今日はどんな1日になるでしょうか。

 

  前回の2月10日(水)の訪問で、分かったことや気づいたこと、体験したことなどを新聞にまとめてきてくれました。

 

 笹寿司やお漬物、山菜、おかき、こんにゃくなど、食べ物についての発表が記憶に残っているのは、きっと僕の

食い意地がはっているからでしょう。

 他にも前回のそり遊びの事も載っていますし、平丸に特徴的なスゲ細工やブナ林のこと、平丸のお宅で交流して見つけた

ほりごたつ、俳句と短歌、蓑帽子、マタタビと猫、旧正月のことなどいろいろ書いてありますよと叱られてしまいそうです。

 

 その新聞を元に発表している途中で、お昼ご飯を「作る」準備が整ったのでまずはそちらから取り掛かります。

 さて、本日の主食は、交流の中で話しに出てきて気になっていたという笹寿司。

 ご近所さんたちに手ほどきを受けて、笹に酢飯と具材を盛る作業に挑戦です。

 

 具材まで盛れたら木箱に並べます。これにも並べ方のコツがあるそうで、説明を聞いて丁寧に並べていきます。

 

 敷き詰めたら木蓋をかぶせて重しをします。

 写真を見返していたらお腹がすいてきたので、話しを昼食まで飛ばしてもう盛り付けに移りましょう。

 自分たちで作った、鮭、卵、紫蘇、五目の4種類の具の笹寿司を1枚ずつ自分のお皿に乗せていきます

 

 生徒とご近所さんが交じって席についた前には、ご近所さんたち手作りのお惣菜が並びます。

(漬物、煮物、こんにゃく、豆の甘煮、ポテトサラダ)

 「いただきます」とみんなで言って、自分たちで作った笹寿司をほおばります。

 味は格別だったようで、18枚をたいらげた生徒もいました。

 しばらくすると、「おいしいけど、お腹がいっぱいで入らない」という声が聞こえてきました。

  お腹いっぱい食べた後は、待ちに待った雪遊びです。

 白岩会館の脇も起伏のある遊び場になるのですが、より大きく動けるようグラウンドに移動しました。

 

 せっかくなので、平丸で使われてきた道具もいくつか試してみることにしました。

 まずは、かんじき。途中で脱げないよう、結び方をしっかり教わります。

 

 

 蓑帽子と深靴をまとえば雪ん子に早変わりです。

 

 

 それに、トンネルを掘ってみたり、

 

 

 斜面を滑り降りたり、

 

 他にも雪に埋もれてみたり、雪灯籠を作ったり、雪遊びを満喫する歓声がグラウンドに響きました。

 

 気が付けば、名残惜しくも出発の時間が迫ります。

 バスが待つ白岩会館に戻り、荷物を持って乗り込んでいきます。

 それを見守るご近所さんたち。

 

 

 こちらも名残惜しかったので、生徒たちがのこしていった作品と夜の少しの間を過してみました。

 雪灯籠に蝋燭を灯して、もう一趣向。

 

 春駒たちに作品を守ってもらいました。

 


ばっちり

2016年02月23日 | 協力隊 金沢

 

 明日24日(水)も、小学生たちが平丸を訪れる予定です。

 

 それを待ち受けるグラウンドの状態はばっちりです。

 子どもたちの歓声が響くのを待ち望んでいるかのようです。


寒い雪の日、温かい思い出

2016年02月15日 | 協力隊 金沢

 

  2月10日 木曜日     雪ときどき止む

 

 今日は、上越教育大学附属小学校4年2組のみなさんが平丸にやってきました。

 白岩会館にバスが到着すると、バスから生徒たちが降りてきました。

 バスを降りた生徒たちは、身支度を整え、8つの班に分かれて、それぞれ平丸のお宅に向かいます。

 通り道が雪深くて中が濡れた長靴もありましたが、お宅につくと家主の方とこたつが温かく迎えてくれました。

 

 前に来てから新たに気になったことを訊いてみたり、俳句や短歌の名人と一句詠んだり、家の中では賑やかな声が響きます。

 

 そうこうしているうちにお昼の時間になったので、生徒も平丸の方も白岩会館に集まりました。

 テーブルには、それぞれが持ってきたおにぎりと平丸の方々が作った豚汁とお漬物、それにおかきが並びました。

 お菓子を食べすぎたと言っていた子も、豚汁のお肉が柔らかかったり、おかきをかじってみたらおいしかったので、

お昼ご飯でもう一度お腹をいっぱいにしました。

 

 食事の後、生徒たちは白岩会館の中と外で平丸の方からいろいろな遊びを教えてもらいました。

 中では指遊び、外ではそり作りが始まりました。

 

 肥料袋に藁を入れた手作りのそりが滑るかどうか、早速試してみます。

 

 もっと長い距離を求めて、吉尾という所の坂道に作ったコースに移動することにしました。

 雪が降ったばかりなので最初はなかなか滑りませんでしたが、何度も滑ってみたり、背中を押して出発させたり

していくうちにだんだんと滑るようになってきました。

 

 慣れてきたころに、もう帰る時間になってしまいました。

 白岩会館に戻って、挨拶をしたら、バスに乗り込みます。

 

 雪が舞う中、生徒たちの乗ったバスが出発する様子を平丸の方がじっと見守っています。

 寒い雪の日でしたが、いろいろな温かい思い出の生まれた1日でした。

 

 


平丸式リュージュ

2016年02月09日 | 協力隊 金沢

 

 そこのけ、そこのけ、除雪機が通る。

 

 晴天に恵まれた8日(月)のこと、10日(水)に平丸を訪問する小学生向けに、特設そりコースづくりが行われました。

 

 平丸の地形の特徴の一つには、坂が多いことが挙げられます。

 今日でこそ道路は車が往来し路面が見えるまで除雪するようになったため、道路をそりやスキーで滑走する行為は

危険であり、そもそもやってみようがない状態になっています。

 が、過去には坂の上から道路沿いにそりすべりをしたり、体育の授業の一環でスキー用のゲレンデをつくり滑走して

学校のグラウンドまで下りてきたといった話しをご近所さんたちはよくしています。

 今日でも舞台と道具を整えれば、雪と共にある遊び(それは子どもにとっては暮らしの大事な一部分)が体験できる

はずと除雪機を使って雪を舞い上げるに至りました。

 

  

  

 

  コースを競技者目線で見るとなかなかの本格派です。

  

 

  この舞台に登場するのが、こちらの道具。

   

  わら2把か3把を肥料袋に挿して、袋の口をひもで縛る。

 これだけで平丸式リュージュの完成です。

  袋に入ったわらが衝撃を和らげて座り心地を良くし、先から出たわらが持ち手になります

  さっそく、試運転といきましょう。

  

  どうやら滑りを引き出すための鍵は、コースの整備と肥料袋の種類にあるみたいです。

 その後もスコップ、かんじき、スノーダンプなどを使ってせっせとコースを整えていきます。

 

  コース作りと試運転の合間に周りを見渡すと、白と青の対比が鮮やかでした。

  

 

  10日(水)の当日に小学生は、平丸式リュージュの体験の前に、ご近所さん宅を訪問し、訪れた先の方々と

集会所に移動して昼食をとりながらの交流もはかります。

 平丸の自然とともにある暮らしの魅力を、実際の体験を交えていろいろ見つけ出してもらえればと思います。

 


焼山に注目

2016年02月08日 | 協力隊 池端

今朝は晴れてとっても冷え込みました

空気が澄んで 妙高山側の山々がくっきり

真ん中の台形が妙高山 右のほうのきれいな三角形が火打山 火打山の肩にかくれて 水蒸気?をあげているのが焼山

焼山は標高2,400mの活火山です

拡大すると

 

けっこう噴出しているように見えます