JOHN GRISHAMのPLAYING FOR PIZZAを読んだ。
JOHN GRISHAMの本は、10冊以上読んだが、そのどれとも
違ったものだった。
悪者も出てこなければ、法廷も出てこないと言おうとして,
おっと待った、裁判官が出てきてた。何と、チームメートの
職業なのだ。この設定は、さすがだ。
ストーリーは、プロアメリカンフットボールのクオーターバックの
選手が、大事な試合で、大きなミスをして、大バッシングを受ける。
チームからも追放され、他のチームにも行き場がなくなる。
そんな中で、イタリアのプロフットボールチームから呼ばれる。
そこで、再生して、イタリアのリーグでのスーパーボールに出る
ことを目標に頑張るという物語だ。
正直言って、アメリカンフットボールの試合の内容の英語を読む
のは、知識も限られており、やっかいだった。
英語の辞書を見ると、専門用語が出ているが、具体的な状況が
書かれているわけではないので、つらかった。
ただ、以前、ロンゲストヤードの映画を見たので、役に立った。
細かいところはわからないが、だいたいの筋は追うことができた。
また、舞台のイタリアのパルマは知らないが、ミラノやベニスは
知っているので、旅行気分で楽しめた。
また、最後の試合で、主人公が皆に激を飛ばすのだが、その言葉に
感動した。その一つを記しておこう。
”Win or lose,I consider all of you to be not just my friends but my brothers."
こんな作品も書けるのだと、さわやかな読後感だった。
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