”人生2年”さんの影響を受けて、昨年、落語にはまったが、
今年も、絶賛されていた" THE GIFT"を読んでみることにした。
すっかり、影響されやすくなっている。どうも、ロマンス小説らしい
のだが、感動まちがいないという作品という。
最近、ミステリーにこだわらず、守備範囲を広げていたところだし、
読んでみようと思ったのだが、おっしゃる通り、とても面白いし、
感動もした。
ある幸せな家庭、本当にかわいらしい5歳の女の子が、突然の
病気で、命を落とす。もうすこし、手を打つのが早かったら、
何かができたのではないか。家族の皆が、自責の念に駆られ、
自分を失い、幸せな家庭は、不幸な家庭へと一変する。
ジェーンエアの時もだが、かわいらしい女の子が亡くなる時、
涙腺が弱くなってしまう。
そして、突然、別の家族の話に変わる。少し、面食らう。
オムニバス形式でもないのにと思って読んでいると、うまく最初の
話につながっていくのである。
そして、 二つの話が化学反応を起こして、大きな感動、愛という
化合物が生まれるのだ。
最後の終わり方もよくできている。 お薦めである。
自薦の本を読んでいただき、とても嬉しいです。文学的価値が高いとは思いませんが、平易な英語で「家族愛・人間愛」を考えさせられるという点で、悪くはないと思います。
> 突然、別の家族の話に変わる。少し、面食らう。
同感です。唐突な感じがしますが、我慢して読んでいると最後に話がうまく収束します。これは、良くも悪くもDanielle Steelの定番スタイルのようです。
> 272ページ中、27個なので・・・
私はその10倍以上の単熟語を辞書で調べました。上記10単熟語のうち、私も4つ調べました。②はmake no bones aboutですね。
> ⑩bassinet: 乳児用ベッド
bassinetという単語に、私はこの上ない愛を感じます。