HARLAN COBENも好きな作家の一人だが、何と、
2009年以来だから、7年ぶりとは...
たまたま、図書館にあったのを見つけて読み始めた。
HARLAN COBENて、こんなだったかな?とか、
覚えているはずがないのに、感じながら、読んでいた。
スリルがあって、スピーディーな印象があったのだが、
やや、謎につつまれた感じで、それが、中々、見えてこない
のと、ウエブサイトのデートサイトから始まるところが、
ちょっと、新しいというか、異質に感じたのだと思う。
あらすじとして、彼氏が去って、一人身の女性刑事が、
友人に勧められて、ウエブサイトのデートサイトに
アクセスして、偶然、去った彼氏を見つけてしまう。
そして、すでに18年もたっているのに、好きで忘れられない
のに気がつく。
一方、彼女の父親も刑事で、殺し屋に殺された過去があった。
父親が殺され、彼氏には去られた、さみしい女刑事の物語なのだ。
そのなかで、母親が彼氏といなくなったという少年が、
女刑事のところに相談にくる。
何と、その母親の彼氏は、女刑事の元カレなのだ。
前半は、かなり、複雑で、入り組んでいるのだが、それが、
後半になって、スリルとスピーディーなHARLAN COBENの
持ち味が出てくる。
さみしい女刑事の哀愁も面白くて、よくできた作品だ。
表題になったJOHN WAITEのMISSING YOUという
歌を探して聞いてみたが、なかなか、歌も良かった。
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