ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

雪旅籠(戸田義長)

2023年05月08日 | 時代劇はミステリー

先日読んだ「恋牡丹」の続編である本作を読んでみた。

時代劇の中には、歴史小説的なものもあれば、剣劇
活劇的なものもあれば、人生劇場的なものもある。

しかし、この連作は、時代劇ミステリーというちょっと
違った雰囲気がある。謎解きがあるのだ。

ということで、読んでみて、さすがに前作の新鮮な
驚きに比べれば、ちょっと、驚きも新鮮さも軽減
されたというのが感想だ。

作者は、エラリークイーンの作品に感銘して、ミステリー
フリークになったとあるが、そこは、自分に近い部分だ。

また、時代劇好きでもあるからして、自分と波長は、
ぴったしなので、今後の作品も期待したくなる。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 錯乱(池波正太郎) | トップ | 将棋であった泣ける話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時代劇はミステリー」カテゴリの最新記事