英文の量的にはペーパーバック100冊を読みとおした
にも関わらず、精読に自信が持てなく、英文解釈の
参考書を探す今日この頃である。
今回、「英文解釈の技術100」を読んで、目から
うろこ。これが、自分の望んでいた参考書だと
感動した。
”どんなに複雑な英文でも必ず読めるテクニック100
を徹底解説”と書いてあるが、なるほどと感じた。
難関大、最難関大用ということで、例題は、どれも、
難しい英文ばかりだった。
しかし、だんだんと見えてくる気がした。
なぜなら、本書は、しつこいほどに文の主語と述語動詞の
把握にこだわっている。
そのために、句を( )で、従属節を[ ]で囲み、文の
構造を浮かび上がらせる方法を取っているのだ。
もちろん、慣れてくると、反射的に構造を把握できる
ようになるというが、本当だったが、100門目の下記
文章は、手ごわかった。
If she did,she would cause the friends with whom
she was going to stay to make two journeys
to meet her.
まず、she didが、前の文章からshe missed the trainに
気がつかなければならない。
つぎに、[with whom she was going to stay]が、
friendsを修飾していることに気がつかなければならない。
そして、she would cause the friends--->(to make)と
つながることが見えないといけない。
最後に、make two journeysの意味が、"2往復させる"こと
をイメージできないといけない。
すなわち、”乗り遅れると、泊り先の友達を出迎えに2往復させることに
なるよ。”という意味だというのだが、頭の固い私は、2回旅行を
させるというのはどういうことなのかと頭をひねってしまった。
to come and meet her twiceとかでも良いような気がする。
journeyは、辞書によると、比較的長い旅行だが、通勤、通学の
行程にも用いるとのことだ。
やれやれ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます