ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

CALICO JOE(JOHN GRISHAM)

2024年02月03日 | 海外ミステリー(洋書)

JOHN GRISHAMのCALICO JOEを読んだ。

JOHN GRISHAMの作品には、法廷ものと呼ばれるものが
多いが、いくつかの作品は、まったく、法廷には関係しない
ものもある。

この作品がそうであり、プロ野球選手の話だ。

新人起用され、すさまじい勢いで、ヒットやホームランを
量産して、スーパースターになるJOEという野球選手に、
ビーンボールが当たり、昏睡状態になる。

死線をさまよい、生き延びたが、片目の視力がなくなり、
野球選手をやめざるおえなくなってしまう。

そのビーンボールを投げた投手の息子は、その現場を目撃する。

その息子の物語なのだ。

194ページと比較的、短く、野球用語や野球選手の名前が多く
出てくる前半は、ちょっと、大変だったが、慣れてきたら、
何とか、読み切ることができた。

あたかも、実際にあった話のごとく展開していく。

かって、大リーグで、ビーンボールで亡くなった選手もいるらしい。

投手と打者の真剣勝負の中で、ビーンボールも一つの武器
と考える投手もいた時代があったのだろうか。


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