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心豊な毎日を過ごす為のキーワード『ALOHA SPIRITS』を探し求めて。。。 アロハシャツ/旅/出会いの記録。

友人の結婚式で ソロでフラを披露

2007年05月19日 | フラダンス

 大学からの友人の結婚式に出席した。
学生時代はさんざん遊んだけれど、大学を卒業して皆が日本各地、世界の地へと別れて行った。社会人になったばかりの頃は、仕事についていくので必死で、で友人と集まる事が急に少なくなり、こんな所で、大人になったんだと実感した。でも一方で、友人との絆は、会えない時間が長くても繋がっている事を感じて嬉しくなる事も沢山あった。
 この友人は、商社で世界各国へと出張続き。おまけに地方への転勤もあってなかなか会えない時間が続いた。それでも、なぜか会いたいと思うときにそれとなくお互いに連絡がついて近況を報告しあった。 その友人から、突然 「結婚式に出てくれないか・・」 と電話があった。
 あまりにも簡単な電話だったから拍子抜けだった。彼女がいる事も連絡をくれる事を飛ばしていきなりの結婚式へのお誘いだった。

 ずっと、ずっとその友人を含めた数人の友人で、「結婚が決まったら、独身フェアウェルパーティーやろうな。ちゃんとホテルの部屋をリザーブして朝まで飲み明かそうぜ!」 といい続けていたのに、それを叶える事ができなかった。 でも、泊りがけは無理にしても銀座で彼を含めた同級生3人、独身最後のパーティーをした。ちゃんと、魚料理と肉料理があるフルコースをリザーブした。
 飲み放題の居酒屋にすればよかった。。。 お会計の時に、ワインが5本も開いていていたのを知り、金額を見て驚いた。大枚は払ったけれど、気持ちよくお祝いをしてあげられた。結婚式当日は、新郎は飲めない “飾り人形” になるからその時しかなかったから。
 最後のデザートの時に、もう一人の友人がトイレに行っている間に彼が言った。
 「俺さ、彼女に何か特別な事をしてあげられる訳じゃないから、とにかく、毎日会社に行って、お金だけは運ぼうと思う。当たり前のことだけど、当たり前の事をやらないとな」 それを聞いたときに、友人が結婚するという事を実感した。 涙が目に浮かぶのをばれないように熱いコーヒーをわざと口につけて、 「あちちちっ・・・・・っ」 と言って会話を終えた。
     
 そして今日、インターコンチネンタルホテルでお台場のパノラマの景色をバックに幸せそうな新郎新婦の姿を友人席から眺めていた。 本当に幸せだった。幸せな友人とそのご家族の顔を目で追っては、美味しいお酒に口をつけた。
     
     
    
 あれだけ、断ったのに、「フラダンス踊ってくれ」 という友人に根負けして、渋々披露した。曲は、「KE ALOHA (ケ・アロハ)」を選んだ。 恋人の胸に抱かれる幸せな女性の歌で、結婚式にふさわしい曲。 式の後半で披露する為に、乾杯のシャンパンもまるで水に感じるほど、緊張して酔いが回らなかった。 本番。緊張もピークに達したけれど、不思議と音楽がなりはじめると、嘘のように緊張感が取れて、自分で曲の歌詞を追いながら気持ちよく踊る事ができた。踊っている間には、じっと僕を見ている、幸せ一杯の新郎・新婦が写った。

 式を終えて、見送られる出席者。友人と式場の外で会うと、手を伸ばされきつく握手された。
嬉しかった。 緊張した ソロ がこんな場で踊る事ができた幸せな一日だった。
 マイレのレイをつけた僕、、ご年配の親戚の方に両手を合わせて拝まれた。
  何だと思って見てくれていたのだろう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・