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心豊な毎日を過ごす為のキーワード『ALOHA SPIRITS』を探し求めて。。。 アロハシャツ/旅/出会いの記録。

師匠と呼べるウクレレの先生との出会い

2007年05月18日 | アロハスピリッツ

 本当に自分は幸せだと思う。普通に歩いているのに、立ち止まって幸せを感じて、ちょっと空を見上げたりしている事がこの頃多い。特に、素敵な方と出会える事への感謝新緑の季節だからと言うこともあるのかもしれないのだけれど、穏やかな時間を重ねている今が大好きだ。

 
縁あって出会える事のできたウクレレの先生。 習い始めたばかりで、師匠と呼ばせてもらえるほどまだ自分は上達していないし、どちらかというと、クラスの端っこで、ちょこんと収まって自分の存在を消している。当然でかい体だから目立っているのだろうけれど・・・。
 先生が教えてくださる時の “日本語の美しさ” が本当に習っていて気持ちいい。想像するに先生おん年70歳位の方なのだが、のりのきいたシャツのボタンを一番上まできちんと閉じて、優しく垂れた目で、できないけれど一生懸命ついていこうとする僕を含めた生徒を温かく見守ってくださる、素敵なおじいちゃまだ。もちろん厳しい時もあるのだけれど、それは、“甘え”や“自分に言い訳をつけてサボってできない” のを戒めて下さる時だ。
 今習っているのは、リズムを刻む右手の動き。上から下へ振り下ろす事を何度も何度も繰り返して行う。 早くコードを覚えて、何曲でもいい、沢山弾きたいとあせる気持ちをお察しになって “大切なのは、コードを押さえる事ではなく、声をだしたり、笑顔になる事” とおっしゃり、
また同じ右手を練習・少々退屈に感じる単純な動きを繰り返し続ける

 先生によって、勉強が好きになったり、嫌いになったりする事はだれでもあると思う。 もし、僕が習うウクレレの先生が、 「 You, 音楽ってフィーリングだよ。なんつ~かさ、こう、こみ上げて来るものつーか、、こう溢れて来るんだよ、俺のあついもんがさ、それ You に伝えたいわけさ。 」 なんてちょっと巻き舌でいいながら、冷房が効いている部屋なのに、黒いタンクトップなんか着られてしまっていたら、ウクレレを嫌いになっていたと思う。そいういうタンクトップの下は無意味に鍛え上げたマッチョな筋肉で盛り上がって、スポーツマンらしからぬプリンのような長髪。小鼻にはピアス。 そんなのいないよ~と思われるかもしれないけれど、友人に無理やり付き合わされて行った無料体験のサックスの先生はそうだった。演奏を聴かずに僕は出てきてしまったけれど、相性というのは絶対あると思う。

 ウクレレの音あわせ。慣れるまで時間のかかるこの大切なチューニングの途中に、先生が、「ちょっと高い、 あっ、ちょっと低くなった・・・ はい。それで」 と話されているのが 恰好よくてしょうがない。あ~早く僕ももっともっとウクレレに親しみたい。 本当に楽しくてしょうがない。長く険しい道のりははじまったばかり。これからゆっくり歩んで行きたいと思う。 途中で息切れして休憩するときにも、暑いからといって絶対タンクトップにだけにはならずに・・・・。