ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

ICタグは静かに浸透していく

2006-05-11 00:15:42 | IT
赤ちゃん連れ去り防止にICタグ (朝日新聞) - goo ニュース

ICタグでプライバシーが侵害されるとわめき立つのがアメリカ。
ICタグで安心安全が確保できると考えるのが日本。

誰がどこでいくらの何を買ったかを知られるのがイヤ、よりも
それがどうやって作られどういう経路でやってきたか、など
「これ」という個体が多くの中からはっきりと識別できる方がいいと思うけどな。

今回のシステムでは、赤ん坊の連れ去りや置き去りが防げるだけでなく、
取り違えも防止できるし、投薬や看護の記録も正確に取れる。

電波の影響を心配する人もいるかもしれないが、
ICタグには、
電池を積んで自ら電波を発信するアクティブタグと、
電池が無くセンサーの微弱な電波で電流が流れて電波が出るパッシブタグがある。

実はアクティブタグの方が普及が遅れているし、サイズもでかいし重い。
今回は確認したわけではないが、パッシブタグで十分だし、その方が良いので、
おそらくパッシブタグでしょう。
つまり、看護婦らがセンサーでデータを読み取る一瞬しか電波は出ないので、
影響はまず考えられない。

結構ICタグって品物の管理だけでなく、
人に直接便利な分野でも実用化されてんですよ。

例えば、箱根のある温泉テーマパーク。
鍵が腕時計型をしたICタグになっています。
ロッカーの開け閉め、自販機での購入、などにも利用できるようです。

ICタグがあれば財布を持たなくて良い点では、ゴルフ場でも使える。
セキュリティボックスの防犯強化にもなる。

うちのマンションのエントランスもICタグ・キーです。

鍵みたいに簡単にはコピーできないしね。

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