先日、スマホに新宿警察を名乗る電話が掛かってきたというニュースが流れていた。
受信者は、画面に表示された番号を調べたところ、確かに「新宿警察署」だったものの
怪しいと感じ、録音しようとしたところ、相手に気づかれ電話を切られてしまったらしい。
このほかにも新宿警察に折り返し電話をかけてきた人が、100人だか200人だかいたらしい。
TVでこのニュースを取り上げた番組では、IP電話の場合、相手先に表示される発信者番号を
例えば、代表電話などのように特定の番号に変更するサービスがあるそうだ。
国内ではチェックが厳しいので無関係の番号にはできないらしいが、海外の通信事業者では、
チェックが甘く、表示が警察署の番号でもサービスの対象にしてしまうことがあるという。
番組の論調は何となく「IP電話怖い」に傾いていたが、そんなことは全くない。
なにしろ、NTTの固定電話は、昨年からすべてIP電話になっているのだ。
IP電話はインターネット回線を利用して通信するため、距離による料金の概念がない。
つまり、固定電話からNTTの固定電話、およびすべての携帯電話に電話する場合、
相手が固定電話か携帯かによって金額は違うが、全国一律となっている。
(相手がNTT以外のIP電話業者の場合は、相手の業者によって金額が違うそうだ)
また、基本料金は月額550円と格段に安い。
ナンバー・ディスプレイ(電話番号表示サービス)は別料金でIP電話の場合、月額440円。
(高齢者無償化サービスあり。ナンバー・ディスプレイ対応電話機が必要)
相手に表示される発信者番号を変えるサービスをどう呼ぶのかは知らないが、
IP電話が怖いわけではない。
と、そんなことを考えていたら、「050」で始まる電話番号から電話が掛かってきた。
調べたところ、不用品買い取り業者だったので、即着拒した。
「050」はIP電話を示す。
なお、うちは以前の固定電話からIP電話に変更したので、電話番号はそのままで「03」で始まる。
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