
3D版もあるらしいが、木場ではやってなかった。
2015/9/20、109シネマズ木場、6番スクリーン。
過去ログからE列が良いとあった。
ど真ん中が埋まっているE列と、真ん中が取れるD列で悩んだが、E列を選択した。
*
ドゥエイン・ジョンソン、カーラ・グギーノ、ポール・ジアマッティ。
*
カリフォルニアの崖っぷちを走る車。
運転する若い女性、突然起こった地震と落石で車は崖に落ち、途中に引っかかる。
女性は怪我はしたものの命は助かり救助を呼ぶ。
ロサンゼルス消防局の救難ヘリが接近。
チーフパイロットのレイモンド・ゲインズ(レイ:ドゥエイン・ジョンソン)は、
アクロバティックな操縦で車に接近し、レイは自ら降下し、女性を助け仲間も助かる。
一方、カリフォルニア工科大のヘイズ博士(ポール・ジアマッティ)は、
地磁気の変動から地震を予知できる仮説を立て、フーバーダムに観測に行く。
フーバーダムの地下で当初想定を上回る地磁気の上昇を検知した直後、
巨大地震が発生、フーバーダムは崩壊し、同僚のパク博士は死ぬ。
レイは大学に入る娘に荷物を送ってほしいと頼まれ、荷物を届けた先は
ダニエル・リディック(ユアン・グリフィズ)の豪邸。
レイは妻のエマ(カーラ・グギーノ)がダニエルと同居することを知ってがっくりし、
ダム決壊の連絡を受けて救助に向かう。
ダニエルはブレイクをサンフランシスコまで送り自分の会社に連れて行く。
ヘイズ博士は新たな地磁気の上昇を検知、ロサンゼルスは大地震に襲われる。
レイは崩壊するビルに取り残されたエマを救出に向かう。
その頃、ヘイズ博士のチームはより大きな地磁気の変動を検知、より大きい地震が起こり、
サンフランシスコを襲うことになると考えられた。
果たしてサンフランシスコにも大地震がおこり、ブレイクは車に閉じ込められる。
次々と起こる大災害、レイはエマに続き、娘を救出することができるのだろうか。
**
サンアンドレアス断層は複雑な構造をしているらしいが、ごく簡単に言うと
太平洋プレートと北米プレートのぶつかり合う横ずれ断層である。
太平洋プレートが北に、北米プレートが南にずれることで
サンフランシスコ(北米プレート側)とロサンゼルス(太平洋プレート側)は
年間数mmずつ近づいていると言われる。
劇中何度も出てくる数字はマグニチュードのことだろう。
ヘイズ博士が「1違えばエネルギーが10倍違う」と言うが間違い。
マグニチュードは「2違えば1000倍違う」のであり、1違えば約32倍違う。
0.1で約1.4倍、0.2ごとに倍々となる。
最初の地震は8.1だったと思うが、巨大地震9.6とは150倍以上の差で、
仮に9.6の地震が起こったとすれば歴史上最大の可能性が高い。
また本作の地震はプレート境界型地震であり、横ずれではあるが
TVなどでよく説明されるプレート沈み込みによるプレート境界型地震に近い。
地震の発生メカニズムにはいろいろあり、2015年5月に日本全国を揺らし、
遠く離れた神奈川県や埼玉県で震度5を記録した「小笠原沖地震」
(震源の深さ682km)などの深発地震とは全く異なる。
海洋を震源とする地震で津波が起こることはみんなよく知っているし、
1波だけで終わらないこともよく知っている。
本作の地震ではどのような経緯でどんな津波が起こるのかはよくわからない。
しかし、横ずれなのでああいう津波にはならないのではないかと思う。
いずれにしても、荒唐無稽な原因と結果の「2012」よりははるかに科学的。
当初キャッチコピーを「カリフォルニアが沈む」と聞いていて、、
横ずれ断層なのに沈まないと思っていたが、プレートが沈むわけではなく、
町全体が沈降し、水没するだけだった。
チラシにもしっかり「横ずれした」とあったので、あながち間違いでもない。

*
自動ホバリング・ボタンは現実にはないらしい。
ただ、それも含めて、それぞれのシチュエーションで
それぞれの人の活躍や行動や判断があるだろうことを、
劇中ではレイ一家を代表者として様々なシーンで登場させているだけだと思った。
2015/9/20、109シネマズ木場、6番スクリーン。
過去ログからE列が良いとあった。
ど真ん中が埋まっているE列と、真ん中が取れるD列で悩んだが、E列を選択した。
*
ドゥエイン・ジョンソン、カーラ・グギーノ、ポール・ジアマッティ。
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カリフォルニアの崖っぷちを走る車。
運転する若い女性、突然起こった地震と落石で車は崖に落ち、途中に引っかかる。
女性は怪我はしたものの命は助かり救助を呼ぶ。
ロサンゼルス消防局の救難ヘリが接近。
チーフパイロットのレイモンド・ゲインズ(レイ:ドゥエイン・ジョンソン)は、
アクロバティックな操縦で車に接近し、レイは自ら降下し、女性を助け仲間も助かる。
一方、カリフォルニア工科大のヘイズ博士(ポール・ジアマッティ)は、
地磁気の変動から地震を予知できる仮説を立て、フーバーダムに観測に行く。
フーバーダムの地下で当初想定を上回る地磁気の上昇を検知した直後、
巨大地震が発生、フーバーダムは崩壊し、同僚のパク博士は死ぬ。
レイは大学に入る娘に荷物を送ってほしいと頼まれ、荷物を届けた先は
ダニエル・リディック(ユアン・グリフィズ)の豪邸。
レイは妻のエマ(カーラ・グギーノ)がダニエルと同居することを知ってがっくりし、
ダム決壊の連絡を受けて救助に向かう。
ダニエルはブレイクをサンフランシスコまで送り自分の会社に連れて行く。
ヘイズ博士は新たな地磁気の上昇を検知、ロサンゼルスは大地震に襲われる。
レイは崩壊するビルに取り残されたエマを救出に向かう。
その頃、ヘイズ博士のチームはより大きな地磁気の変動を検知、より大きい地震が起こり、
サンフランシスコを襲うことになると考えられた。
果たしてサンフランシスコにも大地震がおこり、ブレイクは車に閉じ込められる。
次々と起こる大災害、レイはエマに続き、娘を救出することができるのだろうか。
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サンアンドレアス断層は複雑な構造をしているらしいが、ごく簡単に言うと
太平洋プレートと北米プレートのぶつかり合う横ずれ断層である。
太平洋プレートが北に、北米プレートが南にずれることで
サンフランシスコ(北米プレート側)とロサンゼルス(太平洋プレート側)は
年間数mmずつ近づいていると言われる。
劇中何度も出てくる数字はマグニチュードのことだろう。
ヘイズ博士が「1違えばエネルギーが10倍違う」と言うが間違い。
マグニチュードは「2違えば1000倍違う」のであり、1違えば約32倍違う。
0.1で約1.4倍、0.2ごとに倍々となる。
最初の地震は8.1だったと思うが、巨大地震9.6とは150倍以上の差で、
仮に9.6の地震が起こったとすれば歴史上最大の可能性が高い。
また本作の地震はプレート境界型地震であり、横ずれではあるが
TVなどでよく説明されるプレート沈み込みによるプレート境界型地震に近い。
地震の発生メカニズムにはいろいろあり、2015年5月に日本全国を揺らし、
遠く離れた神奈川県や埼玉県で震度5を記録した「小笠原沖地震」
(震源の深さ682km)などの深発地震とは全く異なる。
海洋を震源とする地震で津波が起こることはみんなよく知っているし、
1波だけで終わらないこともよく知っている。
本作の地震ではどのような経緯でどんな津波が起こるのかはよくわからない。
しかし、横ずれなのでああいう津波にはならないのではないかと思う。
いずれにしても、荒唐無稽な原因と結果の「2012」よりははるかに科学的。
当初キャッチコピーを「カリフォルニアが沈む」と聞いていて、、
横ずれ断層なのに沈まないと思っていたが、プレートが沈むわけではなく、
町全体が沈降し、水没するだけだった。
チラシにもしっかり「横ずれした」とあったので、あながち間違いでもない。

*
自動ホバリング・ボタンは現実にはないらしい。
ただ、それも含めて、それぞれのシチュエーションで
それぞれの人の活躍や行動や判断があるだろうことを、
劇中ではレイ一家を代表者として様々なシーンで登場させているだけだと思った。
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