
9/27、東商ホール。
開場して10分くらい過ぎたころ到着。
もう1階付近には人影が見えなかったが、
エレベーターで4階に上がると列が階下まで続いていた。
係員曰く「列の最後尾は1階辺りです。」って、
1階にいなかったから上がってきたんです、良いですけど。
暫く待って最後尾が見えても、まだ人がエレベーターで昇ってきていたので、
半分階ほど下がって列に加わる。
中は前方はほぼ一杯で、中段はガラガラ。
後方はまた結構多かったが、後ろのほうでは大型TV並みになってしまう。
せっかくの映画、大画面で見ないと損ではないのか。
**
市原隼人、戸田恵梨香、カンニング竹山、時任三郎、きたろう、伊武雅刀。
**
警視庁管内のあるショッピングモールで、ゴミ箱に仕掛けられた爆弾が爆発。
清掃員が死亡、重軽傷者多数が出る。
その捜査の警備についていた早川勇作(市原隼人)は、
野次馬の中に怪しい男を見つけて追う。
格闘の末、男の確保に成功するが男は爆弾と関係ない麻薬の売人だった。
また、逮捕の途中で偶然通りかかった獣医(きたろう)とシェパードのお産に立ち会う。
早川は逮捕の功績で昇格を期待していたが、言い渡されたのは警備部警備二課への配転。
そこは「警備犬」の所属部署、すぐに単独行動に動きがちな早川にとっては左遷だった。
警備犬とは言いながら、過去一度も警備出動のない部署で
本庁では「犬屋」と卑下されていた。
係長の向井(時任三郎)は、早川がかつてお産に立ち会った、
アルビノ(いわゆる白子)のシロをバディ(相棒)犬に指名する。
早川は当初、訓練を嫌々やっていたが、水野夏希(戸田恵梨香)に触発され、
シロとの訓練に励むようになる。
ある日、冒頭の爆弾犯の爆破予告に対し、ついに爆弾探査の警備出動となる。
モール内の爆弾は発見するが、まだ爆弾はあり、
水野のバディ犬は爆発で吹き飛ばされ、早川は犯人を取り逃がす。
警察の失態と非難するマスコミ、警視庁内部での信用失墜
早川たちは、再び捜査に参加し、犯人を捕らえることができるだろうか。
**
全体があまりにも安直で予想通りに進み、意外性全くなし。
唯一意外だったのはきたろうが獣医だったことくらい。
設定、展開、演出がすべて想定内。
戸田恵梨香はずっとしかめっ面してて、感情の揺らぎとか起伏を感じられない。
行軍の野営で酔っぱらう演出もなんだかなぁだし、
堀部佳亮や松重豊の立ち位置も全く想定内で警察内部の反目の構図があまりにも陳腐。
まさかここでボール咥えるシーンをスローにしないでしょうね、
と思ったら案の定スロー。「252」を思い出しました。
細かい点でも、例えば冒頭の犬のおなかはこれからお産というのにペッタンコ。
鳴き声の半分ほどは効果音で鳴き声の調子が不自然。
車が大破する威力の爆発で犬が炎に包まれて吹っ飛ぶのに、
なぜ火傷もせずに前足骨折だけ。
H字鋼は映画のサイズなら、1本あたり200~300kg、
数本あれば1t~1.5tはある。
倒れてきたら、動けないどころの騒ぎじゃなく、よくて粉砕骨折、悪けりゃ死亡。
鉄パイプで車ひっくりかえせるくらいの力でもなけりゃ持ち上げるのは不可能。
どう考えても6分で往復は無理。
こう言う事件物でいつも思うのは、犯人の金はどこから出ているのか。
あれだけの機材も隠ぺい工作にも金はかかるわけで、爆弾の材料もただではない。
結論は、2時間ドラマで充分。
映画としては金掛けてこれじゃ、あらが目立ちすぎる。
細かい部分でも名称が安直すぎる。
例えば、東京ビッグシップ、スティーブ・ジャブス。
**
白毛のシェパードは存在するし、実際に「シロ」はアルビノではない。
白いものでアルビノでない(白変種の)例は、有名どころでは、
ホッキョクグマ、ホワイトタイガー、ホワイトライオンなどがある。
シロウサギやシロヘビ、ハツカネズミ(の白)などはアルビノである。
また、劇中ではアルビノを劣性遺伝と説明していたが、
動物の場合はほとんどが劣性遺伝で起こるようだが(そうでないものもある)
アルビノの訳語が劣性遺伝というわけではない。
アルビノとはいわゆる白子(海苔ではないよ)であり色素欠乏症だ。
多分「白子」ではまずいと思ったんでしょうね。
PS.
キャストの皆さんに一切不満はありません。
開場して10分くらい過ぎたころ到着。
もう1階付近には人影が見えなかったが、
エレベーターで4階に上がると列が階下まで続いていた。
係員曰く「列の最後尾は1階辺りです。」って、
1階にいなかったから上がってきたんです、良いですけど。
暫く待って最後尾が見えても、まだ人がエレベーターで昇ってきていたので、
半分階ほど下がって列に加わる。
中は前方はほぼ一杯で、中段はガラガラ。
後方はまた結構多かったが、後ろのほうでは大型TV並みになってしまう。
せっかくの映画、大画面で見ないと損ではないのか。
**
市原隼人、戸田恵梨香、カンニング竹山、時任三郎、きたろう、伊武雅刀。
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警視庁管内のあるショッピングモールで、ゴミ箱に仕掛けられた爆弾が爆発。
清掃員が死亡、重軽傷者多数が出る。
その捜査の警備についていた早川勇作(市原隼人)は、
野次馬の中に怪しい男を見つけて追う。
格闘の末、男の確保に成功するが男は爆弾と関係ない麻薬の売人だった。
また、逮捕の途中で偶然通りかかった獣医(きたろう)とシェパードのお産に立ち会う。
早川は逮捕の功績で昇格を期待していたが、言い渡されたのは警備部警備二課への配転。
そこは「警備犬」の所属部署、すぐに単独行動に動きがちな早川にとっては左遷だった。
警備犬とは言いながら、過去一度も警備出動のない部署で
本庁では「犬屋」と卑下されていた。
係長の向井(時任三郎)は、早川がかつてお産に立ち会った、
アルビノ(いわゆる白子)のシロをバディ(相棒)犬に指名する。
早川は当初、訓練を嫌々やっていたが、水野夏希(戸田恵梨香)に触発され、
シロとの訓練に励むようになる。
ある日、冒頭の爆弾犯の爆破予告に対し、ついに爆弾探査の警備出動となる。
モール内の爆弾は発見するが、まだ爆弾はあり、
水野のバディ犬は爆発で吹き飛ばされ、早川は犯人を取り逃がす。
警察の失態と非難するマスコミ、警視庁内部での信用失墜
早川たちは、再び捜査に参加し、犯人を捕らえることができるだろうか。
**
全体があまりにも安直で予想通りに進み、意外性全くなし。
唯一意外だったのはきたろうが獣医だったことくらい。
設定、展開、演出がすべて想定内。
戸田恵梨香はずっとしかめっ面してて、感情の揺らぎとか起伏を感じられない。
行軍の野営で酔っぱらう演出もなんだかなぁだし、
堀部佳亮や松重豊の立ち位置も全く想定内で警察内部の反目の構図があまりにも陳腐。
まさかここでボール咥えるシーンをスローにしないでしょうね、
と思ったら案の定スロー。「252」を思い出しました。
細かい点でも、例えば冒頭の犬のおなかはこれからお産というのにペッタンコ。
鳴き声の半分ほどは効果音で鳴き声の調子が不自然。
車が大破する威力の爆発で犬が炎に包まれて吹っ飛ぶのに、
なぜ火傷もせずに前足骨折だけ。
H字鋼は映画のサイズなら、1本あたり200~300kg、
数本あれば1t~1.5tはある。
倒れてきたら、動けないどころの騒ぎじゃなく、よくて粉砕骨折、悪けりゃ死亡。
鉄パイプで車ひっくりかえせるくらいの力でもなけりゃ持ち上げるのは不可能。
どう考えても6分で往復は無理。
こう言う事件物でいつも思うのは、犯人の金はどこから出ているのか。
あれだけの機材も隠ぺい工作にも金はかかるわけで、爆弾の材料もただではない。
結論は、2時間ドラマで充分。
映画としては金掛けてこれじゃ、あらが目立ちすぎる。
細かい部分でも名称が安直すぎる。
例えば、東京ビッグシップ、スティーブ・ジャブス。
**
白毛のシェパードは存在するし、実際に「シロ」はアルビノではない。
白いものでアルビノでない(白変種の)例は、有名どころでは、
ホッキョクグマ、ホワイトタイガー、ホワイトライオンなどがある。
シロウサギやシロヘビ、ハツカネズミ(の白)などはアルビノである。
また、劇中ではアルビノを劣性遺伝と説明していたが、
動物の場合はほとんどが劣性遺伝で起こるようだが(そうでないものもある)
アルビノの訳語が劣性遺伝というわけではない。
アルビノとはいわゆる白子(海苔ではないよ)であり色素欠乏症だ。
多分「白子」ではまずいと思ったんでしょうね。
PS.
キャストの皆さんに一切不満はありません。
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