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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

ダガーナイフ規制へ

2008-06-13 07:51:58 | Weblog
ダガーナイフの法規制要望=刃物問題で業界が緊急会議-生産地の関市・岐阜(時事通信) - goo ニュース

ダガーナイフ所持禁止へ 刃物販売時に身分確認検討(朝日新聞) - goo ニュース

一部コレクターにはお気の毒だが、
もともとあまり販売量の多い種類ではなさそう。

すでに事実上の国内生産は中止状態で、輸入も止めるということで、
公安側の動きに同調して業者も規制賛成のようだから、
早晩規制となるでしょう。

この件に関しては、gooのニュース畑でも、
「刺すためのナイフを規制しろ」と言う意見に対して
多くの反論があって、議論が交わされていた。

ダガーナイフが刺す以外に使えないわけではないが、
その由来から刺すのに適している武器であり、
現代でも銃剣に使われることがある。

中世ヨーロッパでは装甲や盾の上からあるいは隙間から、
相手の急所を狙って刺すためのもので、
他の剣類と比べると戦闘での殺傷能力は低い。

とは言っても、それは装甲(アーマー)を装着した敵との戦闘に対してであって、
無防備の一般人に対しての殺傷能力が低いわけではない。
装甲兵に対しても「とどめ」としては使われていたようで、
致命傷を与える武器であることは間違いない。

ダガーナイフに限らず、大抵のヨーロッパの剣は、諸刃で大きく重く、
日本刀のように振るよりも突く(刺すというより突く)のが主眼だ。

日本式の鎧兜と違って、鎖帷子とプレートアーマーと言う
重装備(文字通り重い)で、刀を跳ね返すので、そうなったのだろう。

「ナルニア第2章」でもハイキングのピーターが、
いわゆる片手剣と盾で一騎打ちを行っていたが、
あれも「切る」というより「叩きつける」剣使いで、
ヨーロッパと日本の武器の違いを感じる。

話がそれたが、ダガーナイフと言えども「切れない」わけではないが、
両刃であるためナイフとしては使いづらい面もあり、
規制があっても一般的にそう困るものではないと思われる。

ただ、ダガーナイフは使い方によっては危険を伴う数多くのものの一つであり、
これを規制したことで安全が格段に向上するとまでは言えまい。
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