4Kテレビ放送が当初予定を2年も前倒しして、2014年7月から開始されるらしい。
4Kテレビ放送、14年7月開始 世界初、まずCSで(gooニュース)(朝日新聞) 2013年01月27日 00時29分
およそ800万画素。
現在のフルハイビジョンの4倍の高画質になる。
へえー、すごいな、で済まないとメディア関係者は気づいているだろうか。
テレビ(受像機)もベラ高くなるだろうことは確かだが、
カメラも高くなるだろうし、今以上に粗が見えるだろうし、
コンテンツを作るのも大変だろうことは想像に難くない。
カメラメーカー、テレビメーカー、コンテンツ提供側にも多くの負担、
別の言い方をすればビジネスチャンスをもたらすだろうが、
価格面から言ってそうそうは一般には普及しないだろう。
とはいえ、圧倒的な高解像度で、大画面で見れば臨場感は半端ないと思われる。
へえー、で済まないのは実はここで、
臨場感半端ないということはスタジアムに行かなくてもよいということ。
もちろん音や振動や臭いや雰囲気まで伝わるかというとそうでもないが、
かなりそれに近いものが得られるだろう。
もう一つ心配なのは映画館。
今はフィルム上映は減り、かなりがデジタル上映になっているとは思うが、
普通のデジタル上映は2K。(ソニーの4Kを採用している館もある)
それでもフィルムよりはかなり鮮明。
圧倒的に大きいスクリーンで見るのと同じ解像度かそれ以上のものが
自宅で味わえるとなったら。
もちろんこちらもコンテンツやディスプレイやプロジェクター、
音響が整ったうえでのことだけど。
*
さて、IT系の技術者にとってここで気になるのは、
およそ4倍なのか、4倍ちょうどなのか。
たいした問題じゃないって?
じゃ、言い方を変えましょう。
4Kと言われるものの解像度はいくらなのか。
フルハイビジョン(FHD、1920×1080)が一般的になる前から、
ディスプレイメーカーやコンテンツメーカーでは「4K」を研究開発していた。
今から数年前、
4Kと言えば、4K2Kで規格は4096×2160だったように思う。
ところが最近はQFHD(QuadFHD=3840×2160)を
4Kと呼んでいることが多い。
どっちでもいいっちゃあいいんだが、IT系の人間から見ると、
4000に満たないものを4Kと呼ぶのはさばを読んでるようで
どうにもしっくりこない。
地デジ(放送波は1440×1080)を(フル)ハイビジョン放送と
いうようなものでちょっと気持ち悪い。
アブラガニをタラバガニというようなもの、
トコブシをアワビというようなもの、というと言いすぎか。
とはいいつつ、QFHDも4K2Kも800万画素を超えているし、
それほど大きい差はないわけが、規格としては無視できないし、
技術者同士の会話でお互いに違う規格を思いつかべていては、
繋がるものもつながらないので規格としてははっきりさせておいてほしい。
ちなみにさらに高解像度のスーパーハイビジョンは、4Kのさらに4倍。
フルハイビジョンの16倍の7680×4320。
ここまで来るとこれを8Kと呼ぶのは気がひけるが、
4Kの倍を8Kと呼びにくいのも4Kが気になる点。
シャープはスーパーハイビジョン用パネルを8K4Kと呼んでいたが、
パネルそのものがスーパーハイビジョン規格なのか、
規格上は8Kだがコンテンツ(=有効画素)がスーパーハイビジョンなのか
判らない。
話がそれた。
話を4Kに戻すと、今でも60型超の大画面になると
フルハイビジョンでは粗すぎるので、パネル自体は4Kにしておき、
フルハイビジョンコンテンツは、いわゆるアプコンで補完して
4Kに拡張する必要が出てくるらしい、というかそうしているらしい。
4Kテレビ放送、14年7月開始 世界初、まずCSで(gooニュース)(朝日新聞) 2013年01月27日 00時29分
およそ800万画素。
現在のフルハイビジョンの4倍の高画質になる。
へえー、すごいな、で済まないとメディア関係者は気づいているだろうか。
テレビ(受像機)もベラ高くなるだろうことは確かだが、
カメラも高くなるだろうし、今以上に粗が見えるだろうし、
コンテンツを作るのも大変だろうことは想像に難くない。
カメラメーカー、テレビメーカー、コンテンツ提供側にも多くの負担、
別の言い方をすればビジネスチャンスをもたらすだろうが、
価格面から言ってそうそうは一般には普及しないだろう。
とはいえ、圧倒的な高解像度で、大画面で見れば臨場感は半端ないと思われる。
へえー、で済まないのは実はここで、
臨場感半端ないということはスタジアムに行かなくてもよいということ。
もちろん音や振動や臭いや雰囲気まで伝わるかというとそうでもないが、
かなりそれに近いものが得られるだろう。
もう一つ心配なのは映画館。
今はフィルム上映は減り、かなりがデジタル上映になっているとは思うが、
普通のデジタル上映は2K。(ソニーの4Kを採用している館もある)
それでもフィルムよりはかなり鮮明。
圧倒的に大きいスクリーンで見るのと同じ解像度かそれ以上のものが
自宅で味わえるとなったら。
もちろんこちらもコンテンツやディスプレイやプロジェクター、
音響が整ったうえでのことだけど。
*
さて、IT系の技術者にとってここで気になるのは、
およそ4倍なのか、4倍ちょうどなのか。
たいした問題じゃないって?
じゃ、言い方を変えましょう。
4Kと言われるものの解像度はいくらなのか。
フルハイビジョン(FHD、1920×1080)が一般的になる前から、
ディスプレイメーカーやコンテンツメーカーでは「4K」を研究開発していた。
今から数年前、
4Kと言えば、4K2Kで規格は4096×2160だったように思う。
ところが最近はQFHD(QuadFHD=3840×2160)を
4Kと呼んでいることが多い。
どっちでもいいっちゃあいいんだが、IT系の人間から見ると、
4000に満たないものを4Kと呼ぶのはさばを読んでるようで
どうにもしっくりこない。
地デジ(放送波は1440×1080)を(フル)ハイビジョン放送と
いうようなものでちょっと気持ち悪い。
アブラガニをタラバガニというようなもの、
トコブシをアワビというようなもの、というと言いすぎか。
とはいいつつ、QFHDも4K2Kも800万画素を超えているし、
それほど大きい差はないわけが、規格としては無視できないし、
技術者同士の会話でお互いに違う規格を思いつかべていては、
繋がるものもつながらないので規格としてははっきりさせておいてほしい。
ちなみにさらに高解像度のスーパーハイビジョンは、4Kのさらに4倍。
フルハイビジョンの16倍の7680×4320。
ここまで来るとこれを8Kと呼ぶのは気がひけるが、
4Kの倍を8Kと呼びにくいのも4Kが気になる点。
シャープはスーパーハイビジョン用パネルを8K4Kと呼んでいたが、
パネルそのものがスーパーハイビジョン規格なのか、
規格上は8Kだがコンテンツ(=有効画素)がスーパーハイビジョンなのか
判らない。
話がそれた。
話を4Kに戻すと、今でも60型超の大画面になると
フルハイビジョンでは粗すぎるので、パネル自体は4Kにしておき、
フルハイビジョンコンテンツは、いわゆるアプコンで補完して
4Kに拡張する必要が出てくるらしい、というかそうしているらしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます