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ゼフィランサス・カリナタは7枚花弁だった

2021-05-25 18:44:22 | 花卉草木
昨日咲いたときになんとなく花弁がごちゃごちゃしてるなとは思ったが、枚数は数えなかった。
今日は完全に開いていたので、7枚だとはすぐに分かった。

通常ゼフィランサスは6枚花弁で、たまに7枚のものがある。

今気づいたが、うちのカリナタは良く7枚花弁の花が咲く。
ひょっとしてこの株(球根)だけ遺伝的に7枚花弁なのかもしれない、なんてね。

タマスダレの仲間だが和名はサフランモドキ。
「何ちゃらモドキ」の命名由来の多くは「何ちゃら」がすでに存在し「何ちゃら」に似ているけど
実は違う種だと分かったので「何ちゃらモドキ」になったもの。

しかし、サフランモドキは日本に入ってきた当初はサフランと混同されていたらしい。
いずれも江戸時代に日本に入っているが、サフランが薬用として意図的に持ち込まれたのに対し、
サフランモドキは他の植物に混入して入ってきたらしい。

ところがずっと後の明治時代になってサフランが栽培されるようになり、カリナタがサフランではないと分かり、
サフランモドキに改名したそうだ。
猛毒ではないものの毒があるらしい。

猛毒と言えば、よく似た花にイヌサフランがあり、こちらは猛毒。死亡事故も起きているらしい。
花はサフランに似て、葉はギョウジャニンニクに似ているので誤食が発生する。
また、毒のある植物の有効成分を正しく処理して漢方薬や医薬品として利用されることがあり、
これもまた有用であると誤解させる一因かもしれない。

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