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全米週末興行ベスト10  2017/9/22-9/24

2017-09-26 21:18:51 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。

今週は、「キングスマン ゴールデン・サークル」が、初登場1位。

***

1. Kingsman: The Golden Circle
2. It
3. The LEGO Ninjago Movie
4. American Assassin
5. mother!

6. Home Again
7. Friend Request
8. Stronger
9. The Hitman's Bodyguard
10. Wind River

***
11. Spider-Man: Homecoming
12. Leap!
**
14. Annabelle: Creation
15. Dunkirk

***

私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。



1.Kingsman: The Golden Circle (★★★)

初登場1位。
3900万ドルは、前作の出足(3620万ドル)を上回るが、単館当たりでは落ちる。
製作費も25%ほど増えているので、何とも言い難い。

この秘密組織は理解しがたいが映画は面白かった。

タロン・エガートン、マーク・ストロング。
死んだはずのコリン・ファース復活。
チャニング・テイタム、ハル・ベリー、ジュリアン・ムーア、ジェフ・ブリッジス参戦。
「ゴールデン・サークル」は謎の敵組織。

「キングスマン ゴールデン・サークル」2018/1/8(20thFOX)



2.It (×)

1位から2位にダウン。
半減の2970万ドル。累計は2億6600万ドル。

原作はスティーブン・キングの代表作。
1990年に映画化された(日本未公開、DVDスルー)と思っていたが、
TVミニシリーズだったらしい。
どちらかというと何が怖いのか良くわからない映画だった。
この後、ピエロを怖がる子供が続出したらしいが。

「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」2017/11/3(WB)



3.The LEGO Ninjago Movie(×)

初登場3位。2040万ドル。
「レゴムービー」シリーズ第3弾。

オープニング成績は1作目の3割、前作の4割程度となっており、先行き大いに不安。

「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」2017/9/30(WB)


 
4.American Assassin (★★★)

2位から4位にダウン。
6割減って620万ドル。累計2610万ドル。

ディラン・オブライエン、マイケル・キートン、ミシェル・ファイファー。
テロで恋人を失った青年(ディラン・オブライエン)をCIAがリクルートし、
先輩エージェント(マイケル・キートン)の指導の下、鍛え上げるがミッションでは暴走し・・・

日本公開未定。



5.mother! (×)

3位から5位にダウン。
半分以下の320万ドル、累計1340万ドルと製作費の半分以下と興行的には失敗。

ジェニファー・ローレンス、エド・ハリス、ハビエル・バルデム。
郊外の一軒家に暮らす夫婦の下に次々と現れる不審な訪問者。
何のためらいもなく迎え入れる旦那と、不信と不安にさいなまれる妻。

「マザー!」2018/1/19(東和ピクチャーズ)



6.Home Again (×)

4位から6位にダウン。
4割減って320万ドル。累計2220万ドル。

リース・ウィザースプーン、マーチン・シーン。
夫と別れ、2人の娘とともに実家に戻った40代ママ。
途端に若い燕ができて、3人の男からモテモテ。
よりを戻したい元夫も現れて、てんやわんやの大騒ぎって、コンセプトが痛い。

日本公開未定。



7.Friend Request (×)

初登場7位。200万ドル。
ドイツ映画だが、言語は英語。

SNSの友達申請を承認したらすごくうざかったので、友達から削除した。
途端に自殺やら変死やらの恐怖が主人公を襲う。
「恐怖のフレンド申請」ってとこか。

「デッド・フレンド・リクエスト」2018/2/7(Pony)



8.Stronger (★)

初登場8位。
1600万ドル。

ジェイク・ギレンホール。
ボストンマラソンのテロで両足を失った青年が、義足をつけて再び立ち上がる。
実話に基づく。

邦題未定、2018年公開予定(Pony)



9.The Hitman's Bodyguard (★★)

5位から9位にダウン。
半分以下の160万ドル。8位とは3千ドルの僅差。
累計7330万ドル。

ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエック
トップクラスのボディガード(ライアン・レイノルズ)が証人の護送を頼まれたが、
その証人はなんと宿敵の極悪人(サミュエル・L・ジャクソン)
果たして裁判に間に合うか。

「ヒットマンズ・ボディガード」2017/8/25(Netflix)オンラインでの公開



10.Wind River (★★)

6位から10位にダウン。
半分の120万ドル。累計3160万ドル。

ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン。
いわゆるインディアン居住地で発生した殺人事件。
第1発見者(ジェレミー・レナー)と新米FBI捜査官(エリザベス・オルセン)

日本公開未定。

*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***

11.Spider-Man: Homecoming (鑑賞済)

9位から11位にダウン。
4割減って100万ドル。累計3億3180万ドル。今年の年間4位につけている。

トム・ホランド、ロバート・ダウニーJr、マリサ・トメイ、マイケル・キートン。
トム・ホランド版スパイダーマンの第1弾。(登場自体は2作目)
この後「インフィニティ・ウォー」(2018)、「スパイダーマン続編」(2019)
での登場が予定されている。
敵役はバルチャー(マイケル・キートン)

「スパイダーマン ホームカミング」2017/8/11(Sony)



12.Leap! (★)

8位から12位にダウン。
半分以下の95万ドル。累計2020万ドル。

フランス/カナダ合作映画で、多くの国ではタイトルが「Ballerina」(バレリーナ)。
バレリーナを夢見る孤児のフェリシ―が、パリオペラ座を目指す。

「フェリシーと夢のトウシューズ」2017/8/12(キノフィルムズ)



14.Annabelle: Creation (×)

7位から14位にダウン。
7割減って72万ドル。累計は1億Ⅰ10万ドルと大台越え。

この種の映画は見ないので、よく知らないが大元は「死霊館」で
その前日譚でスピンオフの「アナベル、死霊館の人形」が作られた。
本作はさらにその前日譚に当たり、邦題は「アナベル 死霊人形の誕生」
「死霊館」の後日談は「死霊館 エンフィールド事件」として作られている。
まだ作られるんでしょうか。

「アナベル 死霊人形の誕生」2017/10/13(WB)



15.Dunkirk (鑑賞済)

10位から15位にダウン。
半分以下の58万ドル。累計は1億8620万ドル。
クリストファー・ノーラン監督。
キリアン・マーフィー、トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー。

1940年5月下旬から6月にかけて、攻勢をかけるドイツ軍に対し、
英仏連合軍35万人がダンケルクから撤退した史実の映画化。

「ダンケルク」2017/9/9(WB)
 
***

WB:ワーナーブラザーズ
Pony:ポニーキャニオン

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