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シドニー湾攻撃の特殊潜水艇、発見。TV映像はここ。

2006-11-27 17:06:22 | Weblog
シドニー湾攻撃の旧日本軍特殊潜航艇を発見=オーストラリア(時事通信) - goo ニュース

旧日本海軍の特殊潜航艇。
いわゆる「甲標的」と呼ばれた小型の潜水艦です。
全長24メートル、全幅2メートル弱で航続距離約150キロメートル。
魚雷発射管2門、魚雷2本を搭載して敵を攻撃したそうです。

航続距離が短いので目的地近くまで普通の潜水艦のデッキに乗せて運ぶそうです。

実際に真珠湾、マダガスカル、そしてこのシドニー湾で参戦してます。

市川海老像主演の映画「出口のない海」で登場した、
特攻兵器である人間魚雷「回天」とは違いますね。

ところで人間魚雷と言えばこの回天のことだと思っていましたが、
イギリス、ドイツ、イタリアで開発されたものは、
艦首の爆薬を潜水艦から切り離して、乗員でもあるダイバーが敵船底に取り付け、
離脱後、時限装置により爆破するもの、だそうです。

さて、1942年5月末日。
3隻の「甲標的」によるシドニー湾(シドニー港)攻撃が行われました。

相次いでシドニー港内に侵入を試みるも、2隻は攻撃に失敗して自爆。
1隻はアメリカ海軍重巡洋艦「シカゴ」に向けて魚雷2発を発射。
2発ともシカゴを外れたもののそのうちの1発、
シカゴをかすめた魚雷が、オーストラリア艦クッタブルを撃沈し、
オーストラリア兵19名が戦死しています。

この甲標的はシカゴの反撃を受けながらも港外に脱出し、
その後行方不明に。

自爆沈没した2隻は引き上げられ、
戦死した乗員4名はオーストラリア軍によって葬儀が行われ、
遺骨は後に日本に引き渡されたそうです。
結構オーストラリアでは有名な話なのかもしれません。

で、長い間、脱出した1隻の行方は判らずにいたものが、
ダイバーグループによってついに発見された、と言うことです。

どうやら本物のようですし、内部には遺骨も残っている可能性もあり、
いずれ日本政府も絡んで引き上げが行われるかもしれません。

話が長くなりましたが、そのTVニュース。

オーストラリア、チャンネルナインの60ミニッツと言うニュース番組の中で、
15分ほどのレポートとして取り上げられています。

ninemsn Video
画面のウィンドウの下、ninsmsn Videosearch の横、Newsタブをクリック。
左側の中段、Current Affairs の60 Munitesをクリック。
現れる一覧の中から、
Solving the midget sub mystery か その Play をクリックしてください。

うまくすれば、つぎのリンクから直接飛べるかもしれません。
Solving the midget sub mystery
30秒のCMに続いて15分30秒の番組が流れます。




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