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MLB、2014/9/25、ジーター本拠地最終戦の顛末

2014-09-26 15:09:00 | 野球
いやあ、こんなことがあるんですねぇ。
解説の小宮山悟も大興奮でした。

ヤンキース-オリオールズ最終戦。
ヤンキースはこの試合を除くと残りの3試合はボストン。
つまり、ヤンキースにとってホームゲーム最終戦で、
ニューヨークでのジーターを見るのはこれが最後になる。

先発黒田博樹がいきなりソロ弾2発食らったものの後は抑え、8回2失点と好投。
打線は1回にジーターの適時打と敵失でのジーターの得点で追いつくと、
7回にはジーターのゴロをショートがセカンドに悪送球して2点入って勝ち越し。
その後さらに1点追加して差を広げた。

試合は5-2のままで9回に入り、黒田博樹は替わって抑えはロバートソン。
このまま、ヤンキースの勝ちで終わりかと思ったら、
1死後、3番ジョーンズの特大2ランで1点差。

続く打者は4番DHで本塁打40本のクルズ。
ここは三振にとって2死無走者。

しかし、5番ピアーズが初球をスタンドにたたき込んで同点。

ロバートソンが思わず頭を抱えると同時に、黒田博樹の勝ちが吹っ飛んだ。

しかし、ファンにとってはジーターがもう1打席みられるチャンスでもあり、
痛し痒しといったところか。

アナウンサーがこれでジーターに回ると連呼。
さらに「ジーターのサヨナラ弾があったりして」とか言うと、
解説の小宮山悟は「いくらなんでもそれは。まあ、あったらすごいですけど。」と返す。

打順は9番ピレラ。
3球目レフト前ヒットで無死一塁、代走にリチャードソン。

続く1番ガードナーは初球をきっちり投手前に送りバント。

1死二塁のサヨナラのチャンスで打者はジーター。
スタジアム総立ちの中、いきなり初球を流し打ち、ライト前にヒット。

代走リチャードソンが快足を飛ばし、タッチをかわしてホームイン。
本当にサヨナラとなってしまった。

ファンもチームメイトも大興奮。

観戦に来ていた松井秀喜が試合後に問われて
「9回表に同点になった時、こうなる気がしたので特に驚かなかった」とは言っていたが、
「こうなれば良いな」が「本当にそうなってしまった」感じ。

「願えば叶う」を地で行った結末でした。

ところで黒田博樹は勝ちが吹っ飛んで今季は11勝9敗。
この試合は8回を投げて95球だったから、もし9回も投げていれば、
今季投球回数はちょうど200イニングで、
4年連続の200イニングになったところだった。

まあ9回投げて打たれなかった保証はないが、
今季12勝目とMLB通算80勝目を手にできたかもしれない。

タラレバでどうこう言ってもしょうがないが、
その代わり、ジーターの劇的な結末が見れたんだから良しとしよう。

なお、ヤンキースの今季残りはボストンでのレッドソックス3連戦。
9/27、13:05(現地時間)開始の2戦目には田中将大が先発の予定。

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