かみさんが梨の葉の裏に見慣れない「虫」の塊を発見。
形から見てカメムシの幼体だと思い検索した。
カメムシは幼体ではなく幼虫と呼ぶらしいが、バッタなどと同じ「不完全変態」
通常、我々が習う昆虫は、「卵->幼虫->蛹->成虫」と形を変えて育っていく。
いわば「シン・ゴジラ」の第1形態、第2形態、第3形態みたいなもの?
この変化を「完全変態」と呼ぶ。
一方先ほど言った「不完全変態」は、「卵->幼虫->成虫」と蛹の時期がない。
バッタ、カメムシのほか、セミ、トンボ、カマキリなどが有名。
幼体(幼虫)は親によく似ており、例えばトンボの幼虫、ヤゴなどは羽がなく、
顎の形が成虫とは違うが全体としてはよく似ている。
完全変態にしろ、不完全変態にしろ、幼虫の色や模様は成虫と異なるものが多いが、
カメムシは特に幼虫の色模様が派手で、親からは到底想像できない。
今回の画像からも親を探すのは難しく、幼虫の画像集から同定。
白黒橙の模様から、クヌギカメムシと考えた。
写真は孵化直後とみられ、全個体が蓋つきの卵の殻のそばにいた。
全個体が卵の殻を向いているのが可愛いと言うか面白い。
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