ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

「入力ミスでした」では済まない量刑DB

2009-12-17 17:31:27 | IT
「一ケタ間違えました」裁判長が謝罪 量刑検索システム(朝日新聞) - goo ニュース

商売柄、とんでもないニュースだなとは思わずに、
どういうシステムになっているんだろう、と考えてしまう。

「量刑検索システム」
初めて聞きましたが、どこの会社が請け負ったんでしょうか。

御厨(みくりや)さんならこんな単純ミスの起こる仕掛けにはしないと思いますが
>入力はそれぞれの裁判所でしている
そうですが、それぞれの裁判所ってどこ?と突っ込んでおいて、
プロが入力するにしても、人間である以上、間違いはあるわけで、
入力ミスしてもチェックできない仕掛けはまずい。

ただ、一桁間違うなどはまだあり得るかな、とも思うけど、
罪名間違いってどうなの。

量刑データ、罪名にも誤り=数値ミスに続き-検察側が再指摘・裁判員裁判(時事通信) - goo ニュース

どういう仕掛けなんでしょうかね。

新たに判決文を作るのならいざ知らず、
すでにある判決を入力するわけだから、転記ミス系のミスです。

世の中には間違いが容認される情報とされない情報がある。
下調べしてあるはずとは思うが、検察官がありえないと即座に否定する事例がヒット。
素人ならいざ知らず、入力結果を「それぞれの裁判所」のプロが見れば、
即座におかしいとわかるはずで、それが見逃される仕掛けがまずい。

裁判所には昔から判決文の検索システムがあって、
高裁や最高裁の判決文を読んだこともある。

今回指摘のあった量刑検索システムとは違うものだが、
計画無比であるべき裁判所のデータがボロボロだとしたら、
裁判員裁判の量刑判断の参考になんかなりゃしない。

こういう場合は、どういう発注の仕方をしてどこ(のIT企業)が作ったのかも、
分かるような仕掛けはないですかね。

ひょっとしたら、「量刑検索システム」+「公共調達」+「最高裁」か何かで、
検索できるかもしれないが、、、。
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