来年1月からのフジの月9枠で菅田将暉主演でTVドラマ化されるらしい。
もともと作者によれば舞台劇をイメージして書かれているらしいので、
TVドラマはどうなのかと言う気がしないでもない。
どこかの誰かが映画はロング、テレビはアップと言っていたし、昨今のテレビだと
執拗に登場人物を順に追うなんて演出が流行りみたいだから意外と合うかも。
さて、単行本第5巻は、長かった広島編も終わり、一時入院していた久能も退院。
新たな物語が始まる。
episode8 天使の言い分
物語冒頭は、火災事件で虐待被害に遭っていた子供の家や親を焼き払った犯罪の様子と
久能の大学での恩師、天達先生とのやり取りが描かれる。
天達先生は後のエピソードで詳しく語られるのでここでは顔見世程度。
一旦退院した久能だが、第4巻で知り合ったライカに会うためまた病院に行く。
食事をしようとレストラン前にいたところ、歩いてきた男性とぶつかりトラブルになる。
約束の場所にライカはおらず、写真2枚の入った封筒が残されていた。
写真には不思議な絵と住所が書かれており、久能がその場所に行くと火災現場だった。
現場には池本と青砥がいて、燃えた家の壁に写真の絵が描かれていた。
その絵を描くと天使が来て毒親を焼き殺してくれるという都市伝説があるという。
もう1枚の写真の場所も火災現場で同じ絵が書いてあり、ライカがいた。
ライカは病院にも同じ絵があると語り、久能の知らない「千夜子(ちやこ)」の名を出す。
久能は温室に行き、新たに作られた足湯で昼間ぶつかった男性と再会する。
男性はポインセチアに激しく反応し、赤いものを見ると激痛が走る病気だという。
精神的なものらしい。
男性は猫を連れた別の男性と会い「陸(ろく)ちゃん」と呼ばれる。
久能は池本に電話し、病院の壁の例の絵(落書き)を見せる。
池本は都市伝説の話と青砥が気になるという井原香音人(かねと)の話をする。
井原香音人は10才の時に火事で母を亡くし、14才の時にやった放火で17歳の時に逮捕されていた。
青砥の直感では最近の放火は井原香音人の仕業ではないかという。
香音人は虐待されている子供を探し助けてやると言って毒親を焼き殺していいか子供に許可を求めているらしい。
部外者に話していいことではないが池本は久能にヒントを求めているようでもあった。
久能はまた「陸」と呼ばれていた男性と足湯で出会う。
episode8-2 遠火と近火
「陸」は久能になぜ火事の現場にいたかと聞く。
男は苗字が「ゲコ」と読めるのであだ名が「カエル」だったと言い、火事について調べているという。
陸はカネト(香音人)と会い、久能は怪しいと伝える。
一方、久能はライカと会いクリスマスプレゼント交換をしようと言われる。
久能は悩んだ末ライカに絵画の絵葉書を渡し、ライカはイチゴのクリスマスオーナメントを渡す。
久能はその後また陸と会い、病院でのクリスマスボランティアに誘われる。
久能は陸が7年近く前に放火で一家を亡くし一人だけ助かった下戸陸太(おりとろくた)だと突き止める。
久能が深夜約束の時間に病院に行くと陸に捕まり、倉庫に入れられる。
陸は久能に病院で絵を描いていた女の子の両親と一緒に死んでくれと言われる。
episode8-3 淡雪と消える
陸が久能を縛り付けようとしたときたまたま久能の携帯が鳴る。
陸が取り出すと、そこにはライカがくれた赤いイチゴのオーナメントがあり、陸は苦しみだす。
久能はトマトジュース缶を手に陸に炎の天使と言われる「先輩」に会わせるよう言い、
秘かに池本に電話をし、電話をつないだまま「先輩」(香音人のこと)に家に行く。
都会のど真ん中の高給マンションの超高級居室。
ネコを抱いた井原香音人は幼い頃母に虐待されていたが、香炉の失火で母を亡くし解放されたという。
一方の陸も小さい頃から母に虐待されており、香音人が助けに来てくれたと語る。
青砥は池本、風呂光(ふろみつ)と共に都市伝説のサイトの運営者の男に会いに行く。
男は鷲見翼(すみつばさ)という若者で、噂だと前置きして炎の天使の都市伝説について語る。
何年か前に炎の天使に毒親殺しを頼み、昨年再会した。
親がいない生活もつらかったと話し、親が失火で死んだ者と親殺しを頼んだ者は一緒ではないと
炎の天使をののしったと語った。
池本はこの間ずっと携帯を聞いていた。
久能は、香音人が助けたはずの子供たちが幸せじゃなかったと知り、炎の天使を止めようとした。
陸は止めたくなかった。
だから、あなたは香音人を殺したのか、と問い詰めた。
episode8-4 カエルの炎描
久能は陸が先輩だという香音人を見ていない。ネコも見ていないという。
香音人として喋っているのは陸、炎の天使に毒親を殺されても幸せになっていなかった子供の話を聞いて
炎の天使を止めるといった香音人。
捨てられると思った陸はリンゴの料理をしている香音人を刺し殺してしまった。
ネコも世話ができないので殺してしまった。
池本は久能の電話は二人としゃっぺっている風だが、相手の声は同じだという。
そこへ、倉庫で縛られた夫婦が見つかり、カエルに捕まり閉じ込められたという連絡が入る。
ライカが見つけて通報したらしい。
ライカは香音人の家に現れ、青砥らが乗り込むと姿を消した。
陸は掴まり、久能は青砥に絞られる。
久能は陸に爆弾犯の三船(第4巻、episode5)と似たものを感じた。
正座の指輪はしていなかったが、6と9が彫られていると思った陸のイヤリングは
実はかに座のマークではないか、星座に何らかの意味があるのではないかと考える久能なのであった。
もともと作者によれば舞台劇をイメージして書かれているらしいので、
TVドラマはどうなのかと言う気がしないでもない。
どこかの誰かが映画はロング、テレビはアップと言っていたし、昨今のテレビだと
執拗に登場人物を順に追うなんて演出が流行りみたいだから意外と合うかも。
さて、単行本第5巻は、長かった広島編も終わり、一時入院していた久能も退院。
新たな物語が始まる。
episode8 天使の言い分
物語冒頭は、火災事件で虐待被害に遭っていた子供の家や親を焼き払った犯罪の様子と
久能の大学での恩師、天達先生とのやり取りが描かれる。
天達先生は後のエピソードで詳しく語られるのでここでは顔見世程度。
一旦退院した久能だが、第4巻で知り合ったライカに会うためまた病院に行く。
食事をしようとレストラン前にいたところ、歩いてきた男性とぶつかりトラブルになる。
約束の場所にライカはおらず、写真2枚の入った封筒が残されていた。
写真には不思議な絵と住所が書かれており、久能がその場所に行くと火災現場だった。
現場には池本と青砥がいて、燃えた家の壁に写真の絵が描かれていた。
その絵を描くと天使が来て毒親を焼き殺してくれるという都市伝説があるという。
もう1枚の写真の場所も火災現場で同じ絵が書いてあり、ライカがいた。
ライカは病院にも同じ絵があると語り、久能の知らない「千夜子(ちやこ)」の名を出す。
久能は温室に行き、新たに作られた足湯で昼間ぶつかった男性と再会する。
男性はポインセチアに激しく反応し、赤いものを見ると激痛が走る病気だという。
精神的なものらしい。
男性は猫を連れた別の男性と会い「陸(ろく)ちゃん」と呼ばれる。
久能は池本に電話し、病院の壁の例の絵(落書き)を見せる。
池本は都市伝説の話と青砥が気になるという井原香音人(かねと)の話をする。
井原香音人は10才の時に火事で母を亡くし、14才の時にやった放火で17歳の時に逮捕されていた。
青砥の直感では最近の放火は井原香音人の仕業ではないかという。
香音人は虐待されている子供を探し助けてやると言って毒親を焼き殺していいか子供に許可を求めているらしい。
部外者に話していいことではないが池本は久能にヒントを求めているようでもあった。
久能はまた「陸」と呼ばれていた男性と足湯で出会う。
episode8-2 遠火と近火
「陸」は久能になぜ火事の現場にいたかと聞く。
男は苗字が「ゲコ」と読めるのであだ名が「カエル」だったと言い、火事について調べているという。
陸はカネト(香音人)と会い、久能は怪しいと伝える。
一方、久能はライカと会いクリスマスプレゼント交換をしようと言われる。
久能は悩んだ末ライカに絵画の絵葉書を渡し、ライカはイチゴのクリスマスオーナメントを渡す。
久能はその後また陸と会い、病院でのクリスマスボランティアに誘われる。
久能は陸が7年近く前に放火で一家を亡くし一人だけ助かった下戸陸太(おりとろくた)だと突き止める。
久能が深夜約束の時間に病院に行くと陸に捕まり、倉庫に入れられる。
陸は久能に病院で絵を描いていた女の子の両親と一緒に死んでくれと言われる。
episode8-3 淡雪と消える
陸が久能を縛り付けようとしたときたまたま久能の携帯が鳴る。
陸が取り出すと、そこにはライカがくれた赤いイチゴのオーナメントがあり、陸は苦しみだす。
久能はトマトジュース缶を手に陸に炎の天使と言われる「先輩」に会わせるよう言い、
秘かに池本に電話をし、電話をつないだまま「先輩」(香音人のこと)に家に行く。
都会のど真ん中の高給マンションの超高級居室。
ネコを抱いた井原香音人は幼い頃母に虐待されていたが、香炉の失火で母を亡くし解放されたという。
一方の陸も小さい頃から母に虐待されており、香音人が助けに来てくれたと語る。
青砥は池本、風呂光(ふろみつ)と共に都市伝説のサイトの運営者の男に会いに行く。
男は鷲見翼(すみつばさ)という若者で、噂だと前置きして炎の天使の都市伝説について語る。
何年か前に炎の天使に毒親殺しを頼み、昨年再会した。
親がいない生活もつらかったと話し、親が失火で死んだ者と親殺しを頼んだ者は一緒ではないと
炎の天使をののしったと語った。
池本はこの間ずっと携帯を聞いていた。
久能は、香音人が助けたはずの子供たちが幸せじゃなかったと知り、炎の天使を止めようとした。
陸は止めたくなかった。
だから、あなたは香音人を殺したのか、と問い詰めた。
episode8-4 カエルの炎描
久能は陸が先輩だという香音人を見ていない。ネコも見ていないという。
香音人として喋っているのは陸、炎の天使に毒親を殺されても幸せになっていなかった子供の話を聞いて
炎の天使を止めるといった香音人。
捨てられると思った陸はリンゴの料理をしている香音人を刺し殺してしまった。
ネコも世話ができないので殺してしまった。
池本は久能の電話は二人としゃっぺっている風だが、相手の声は同じだという。
そこへ、倉庫で縛られた夫婦が見つかり、カエルに捕まり閉じ込められたという連絡が入る。
ライカが見つけて通報したらしい。
ライカは香音人の家に現れ、青砥らが乗り込むと姿を消した。
陸は掴まり、久能は青砥に絞られる。
久能は陸に爆弾犯の三船(第4巻、episode5)と似たものを感じた。
正座の指輪はしていなかったが、6と9が彫られていると思った陸のイヤリングは
実はかに座のマークではないか、星座に何らかの意味があるのではないかと考える久能なのであった。
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