goo blog サービス終了のお知らせ 

ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

官僚対政治家

2017-05-30 11:23:16 | 政治経済
政府自民党対野党民進党という構図だったはずが、
もと文科省の官僚が絡んできて自体は全く違って見え始めた。

忖度(そんたく)の何が悪いのかよくわからないけど、
ペテン師に引っかかった先の小学校許認可と土地売買に絡む事案に続き、
特定の個人に利益供与したのではないかとの疑惑を追及しようとする野党。

これだけなら与野党の攻防、とマスメディアが取り上げている通りの展開。

でも、今回の事案を裏読みすると、獣医師を増やしたくない業界と文科省。
これが数十年にわたる既得権益維持の岩盤規制の一角だとして潰しにかかる政権与党。
この戦いに野党から横やりが入った感。

ここまでなら与野党の攻防に見えなくないが、官僚の登場で雰囲気が一気に変わった。

そもそも、政治家が行政に口を出して何が悪いのかがよくわからない。
政治が行政を主導するのが本来だと思うけど違うのか。

官僚の物言いは、行政は俺たちがやるんだから政治家は口を出すな、と聞こえる。

官僚にも改革派はいるだろうが、どちらかと言えば守旧派。
国民の側を向いているより、業界のほうを向いている気がすることがよくある。

まさか、自分たちの天下り先確保のために業界団体にいい顔をしていることはないだろうが、
許認可権限を握ったら離さないのが性。

トップがああいう態度じゃ規制緩和なんてできやしない、と思うのは私だけでしょうか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タイリンキンシバイ | トップ | 今朝の東京スカイツリー、201... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

政治経済」カテゴリの最新記事