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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

キャッシュカード顛末記、本当の顛末

2011-04-11 22:23:41 | 政治経済
年明け早々に息子が地下鉄構内で財布を落とし、
その中にキャッシュカードが入っていたからさあ大変。

財布にキャッシュカード以外に本人を識別するものがなかったから、
警察から銀行の当該支店に連絡が行き、
銀行側が「気を利かせて」あるいは「マニュアル手順に従って」
「キャッシュカードをロック」した。

その後、当家に銀行支店から「警察から連絡があった」と連絡があり、
さっそく警視庁遺失物センターに取りに行って、
キャッシュカードはすぐに手元に戻ったが、
「キャッシュカードをロックした」は後からの連絡だった。

とりあえず、カードを持って銀行支店に行き、
軽く手続きできるだろうと思ったら大間違いで、
ご本人様でないと手続きできません、とのこと。

代理人、委任状などのルールそのものが無く、
手続きは本人でないとだめの一点張り。

放っておけば事務センターから連絡が来るからと言うので、
待っていたら書類が来て、カード発見とロック解除を申請することに。

ところが、書類には当然ながら登録印鑑を押すところがあるが、
本人は印鑑を使った取引をしたことが無く、
印鑑を登録した覚えもないという。

暗証番号を書いて申請したがこれはあっさりNGで戻ってきた。

支店に聞きに行くと印鑑を使わずに口座開設はできないとのことで、
絶対印鑑を使っているし、実際登録もされていた。
(ただし、当然だけど陰影は見せてもらえない)

通帳に印鑑は押されてないし、陰影をこちらで確認できないのは盲点だった。

どれかわからなければ、候補の印鑑があれば確認できるし、
改印届もできると言うことだったがこれも本人でないとできない。

大体10年も前に口座を作って、キャッシュカードでおろすだけで、
判子を使う取引、手続きは一切してないし、三文判だったから覚えてもいない。

いろいろ聞いていると、暗証番号カードがあればネットでできるということで、
ただ、第3暗証番号が必要とのことだった。

第3暗証番号は暗証カード送付時に指定された暗証番号で、忘れたらチャラ。
再発行になるということだったので、再発行してもらい、
ネットでトライしたら、なんのことはない、
第3暗証番号まで必要なのはディフォルトではなく、指定だった。

つまり、特定の手続きに第2、第3暗証番号を使うと指定することができ、
本人が指定しない限り、第1暗証番号でほとんどの手続きができる。

再発行要らなかったんですね。

ここまでは以前書いた。

その後、ネットでキャッシュカードのロック解除を行おうとしたが、
不思議なことにロックされてない。

一旦ロックして解除、ところが後日お金を降ろそうとしたら、
「このカードは使えません」のまま。

再度確認し、またロックして解除したが、やはりカードは使えませんのまま。

そうこうするうち、事務センターから手続きが完了しないまま
放っておかれてるがどうなっているかの連絡が来てしまった。

この連絡通知を持って支店に本人が行けとのこと。

このままじゃまずいけど、本人は多忙で、平日は到底休めない。
1月初めから今日まで平日休んだのは、風邪で寝込んだときくらい。
そんな時に高熱を押して銀行に行くわけにもいかず、

会社の近くの支店でも良い、昼休みでも良いから、
平日の営業時間内に本人が来い、ということだったけど、
最寄りの支店で会社から20分ほどかかるし、
平日の昼間のオフィス街の支店って混んでるんだよね。

今までの経験から言って、10分やそこらで順番回ってこないし、
手続きに時間もかかるだろうし、就業時間にかからずにはとても行けない。

結局、今日まで本人が銀行に行けなかった。

まあ、今日やっとこさ行ったわけだけど、
で、なんで今日銀行に行けたかと言うと、それは怪我をしたから。

日曜に転んで足を酷い捻挫をして歩けなくなり、今日病院に行って治療して
幸いにも骨折はしてなかったんだけど、足首を固定して、
会社休めと言われたからで、それでも明日以降は休める見込みはないけど、
とにかく今日は休んだので、足を引きずりながら(松葉づえで)銀行に行った。

本人確認資料も用意しておいたし、スムースに手続きが進み、
ついでに改印もして、30分もしないうちに全手続きが完了。

その場でカードが使えるようにしてもらい、さっそく確認したけど問題なし。

つまり、以前教えてもらったネットでのキャッシュカードロック/解除と、
カード紛失/発見に伴うカードロック/解除は別の手続きのようだ。
この点でも聞いた説明は間違っていた。

きっかけは本人の不注意とはいえ、3か月余に及ぶ顛末が
やっと本人の文字通り怪我の功名で幕を閉じた格好だ。

つくづく銀行の諸手続きは「本人」じゃないとうまくいかないということが、
よ~くわかりました。


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