ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」@109シネマズ木場

2016-12-26 17:30:54 | 映画感想
2016/12/17、109シネマズ木場。
IMAX3D版もあったが、2D字幕版を選択。
IMAX、それも3Dは混んでる上にとにかく高いんで。
通常料金+800円の価値があるとみるかどうかですが。

**

フェリシティー・ジョーンズ、マッツ・ミケルソン、
ディエゴ・ルナ、フォレスト・ウィテカー。



惑星ラ・ムーで暮らす一家。
帝国軍の接近に父、ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルソン)は、
娘と妻に逃げるよう指示する。
父を連れ戻しに来た帝国軍司令のクレニック(ベン・メンデルスゾーン)は
抵抗する妻のライラを射殺してゲイレンを拉致する。

ジンは焦って地下の隠れ家に逃げ込んで難を逃れる。
その後、ジンを助け出したのはソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)だった。

時が経ち、収容所にいた成長したジン(フェリシティー・ジョーンズ)は
カシアン・アンドール(ディエゴ・ルナ)らに救出され、反乱軍の基地に連れていかれる。

司令官のモン・モスマ(ジェネビーブ・オ’ライリー)は、
帝国軍が建設中の究極兵器の完成を阻止するため、反目するソウ・ゲレラと接触し、
ゲイレン・アーソ救出に協力するよう依頼する。
その究極兵器の設計者はジンの父のゲイレン・アーソなのだ。

一方、元帝国軍の貨物船パイロットのボーディ・ルーク(リズ・アーメッド)は、
ゲイレン・アーソからの伝言を持って、ソウ・ゲレラの反乱軍に接触する。

ソウ・ゲレラの本拠地のある惑星ジェダの中心地は帝国軍に支配されており、
ジェダに向かったジンとアンドールは帝国軍と反乱軍の交戦に巻き込まれる。

盲目の剣士、チラート・イムウェ(ドニー・イェン)と
マシンガン、ベイズ・マルバス(ウェン・チャン)に
助けられて難を逃れ、ジンはソウ・ゲレラと再会を果たす。

こうして役者が出そろった。

果たして物語の中核となるジンは父を助け、帝国軍の究極兵器の設計図を
他に入れることができるのだろうか。

***

2005年の「スター・ウォーズ/エピソード3」と
1977年の「スター・ウォーズ/エピソード4」の間の物語で、
時系列的にはエピソード4に直結する。

この後、レイヤ姫はデススターの設計図とオビ・ワン・ケノービへの
ビデオ・メッセージをR2D2に託す。
R2-D2はC-3POとともに宇宙船を脱出してオビ・ワンのいるタトゥイーンに到着し、
ルーク・スカイウォーカーに引き取られてメッセージが露呈する、と言う展開になる。

「エピソード4」でかの有名な説明字幕が奥に流れていくオープニングの一節、
Rebel spies managed to steal secret plans
to the Empire's ultimate wepon,the Death Star,
an armored space station with enough power
to destroy an entire planet.

反乱軍のスパイが帝国の究極兵器で惑星全体を破壊するに十分な威力を持つ
武装宇宙ステーション、デス・スターの秘密の設計図を何とか盗み出した。

が、いかにして行われたのかを映画にしたのが本作、と言うことになる。
直接の続きが「エピソード4」なので、新たな「ローグ・ワン」の続編は作りづらい。
さらに言えば、続編の期待を一気に雲散霧消させるためか、主要人物は次々と死んでしまう。
次を考えずに退場してもらえるという点では、思い切った展開も可能で、
その意味で潔いストーリーとなっている。

ただ、40年も前の設定につなげるため、多少無理っぽい感じはした。
若かりしレイヤ姫の登場には驚いた。
EP7では、キャリー・フィッシャーが登場したし、
本人の顔だけ(CGで)いじったのかと思ったが、
別女優によるモーション・キャプチャーのようだ。

既に1994年に没したピーター・カッシングも当時のままで登場していたし、
本人要らんな、と思ったほど。



EP8の公開までの間を「つなぐ」作品としてとらえるのはもったいない出来栄え。
時代とともにSFの映像の進化と物語性の深化にも感じ入るものがある。

EP7が「新しいストーリーの中に旧作の懐かしさを見る」感覚だったのに、
本作は「既知のストーリーの中に新しい物語を見る」感じだった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 門松 | トップ | 今朝の東京スカイツリー、201... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画感想」カテゴリの最新記事