ＡＣアダプター交換（特殊形状ねじ）

ＣＡＳＩＯのネームランドのＡＣアダプターが調子が悪いので見てくれと言われた。

アダプタの本体をギュッと握ると電源が入るが、手を離すと切れるとのこと。

握り方によって入ったり入らなかったりはするが、
確かにそのような現象が起こる。

本体の内部のどこかに接触不良なり断線が起こっているものと思われる。
中を見ないと原因はもちろん、修理できるかどうかも不明。

ＡＣアダプタは分解できないものが多いのだが、
こいつはねじで止まっている。

パッと見はナットのねじ山のないものに見えるので、
小型のナットレンチがあれば開くだろうと思ったが、
合うものがなく、少しねじの周りを削ってみることにした。

（それがトップの写真）

しかし、手持ちのレンチではちょっとくらい削った程度では入らないし、
小型のラジオペンチでも力が入らず断念。

あとで良く見てみたら特殊形状だった。

これにあうレンチ、スパナ、ドライバーの類もあるはずだが
一般の＋－ドライバーや、ナットレンチに比べるとかなり高いはず。

ねじごとくりぬいてしまうことも考えたが、
内部でどのように基盤とつながっているかわからない。

代替品が保守部品として手に入らないか調べてみた。

型番はＡＤ－２０１２。



メーカーにも在庫無く、流通在庫のみが頼り。

ところが、あるんですね、さすが秋葉原。

一応未使用品のようでしたが、これが何と５００円！

一も二もなく購入を決意。



修理は断念して交換となりました。

それはそれとして、このねじ、ファミコンカセットのねじに似てるので
それ用のドライバーで開くかもしれない。

最近使ってないけど、ファミコンカセット用のドライバーがあるはずなので
後で探しておこう。