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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

試写会「マックス!!!鳥人死闘篇」@一ツ橋ホール

2006-08-17 23:43:47 | 映画感想
神保町から約5分、日本教育会館内、一ツ橋ホールでの開催。

ここは、背もたれが低いいすで、首が疲れんだよね。
まあ前席との距離は比較的あるからきつくはないけど。

どういうわけか、スクリーンサイズがすんごく小さかった。
前の方に座って正解。
隣の席の女性が「いつもよりスクリーンが小さくない?」と言ってました。

予告なし。
チラシには107分とあったが、アナウンスでは1時間43分。

YAMASASI武道編といったところでしょうか。

コピーには「これが噂の-ヤマカシ武道!たった7人でアジアに殴りこむ!」
とあるが、どう見たって6人しかいない。
あとの一人は誰?

**

冒頭は、タイでパーティの最中、
マフィアの顔役の宝物(赤竜の置物)を狙うヤマカシ風の技を使う男女、
結局は失敗したとして、仲間が指を詰めたりしてしまう。

この一味を「チンピラ一家」としておこう。

さて、場面は変わり、YAMAKASIの1人が、タイで道場を開くことに。
いろいろ個別事情はあるが、結局6人でタイに行くことになる。

道場を開いて街中でもトレーニングしていると、
冒頭出てきた「チンピラ一家」とけんかになる。
実は、この一家のリーダーの男とタイで道場を開くといった男は顔見知り。

道場を潰されないために、この男にちょっかいを出すヤマカシ一味。
「チンピラ一家」はやくざの跡目抗争に加担していたが
ヤマカシに邪魔されて失敗。

中国マフィア、日本やくざの両方から追われる身となる。

ヤマカシ、チンピラ一家、やくざ、マフィア入り乱れての大抗争となる。。

**

もひとつでした。
テーマがアクションなのか、武道なのか、人間ドラマなのか、中途半端です。
ヤマカシのフランス系は別として、タイ、日本、中国、そのハーフが入り乱れて、
貧乏や偏見から逃れるため戦う、というとなんか聞こえはいいが
よく判りませんでした。

日本人(中国とのハーフ?)役のキタノだったかな、
日本語、中国語、フランス語を喋る設定だが、
日本語と中国語は明らかにアテレコ。
まあ、へんてこりんな日本語を聞かされるよりは良い。

でも、純日本人のやくざ役の俳優の日本語、滑舌がよろしくなく、
台詞がはっきりしない。
いけませんなあ。

最後の方でキーとなっている日本刀はどう見ても小刀、
ちゃんと大刀を使ってください。
日本人やくざの刀の挿し方も変ですよ。
この辺はクエンティン・タランティーノに聞きましょう。

クライマックスもすごいんだけど、何でXXXなのって感じだし、
終わり方もよく理解できない。
すごいといえば「トム・ヤム・クン」の方が単純明快でした。

終わって会場を出るとき、前を歩いていた男性が、ポツリと一言。
「こりゃ、売れないよね。」


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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おフランス? (猫姫少佐現品限り)
2006-10-16 10:52:18
今トレイラー見たのですが、結構すごそうなんですケド、タイに合わないような気が、、、

前のヤマカシって、フランス風の、しゃれた作りが良かったと思うんですyo。

あれが、ちょっと汚くなったら、、、

てか、タイの外壁足場って、木材??
返信する
コメントありがとうございます。 (KGR)
2006-10-16 10:59:05
>てか、タイの外壁足場って、木材??

竹みたいです。



日本も今はパイプですが、昔々は丸太でした。



ジャッキー・チェンの映画でも

足場が竹のやつがありましたよね。
返信する

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