この前の木曜日、いつものように
日本語ボランティアの日。
春休み前の最後の授業という
こともあって、生徒達もいつも以上に
そわそわ集中力がない感じ。
そんな中、韓国人生徒からふいに
出てきた質問がこれ。
「先生、[ろ]はどうやって書くの?
何で日本語ないの?」
「えっ、今なんて言っている?」
「だから、RunとかRussiaとかは
どうやって書くの?」
「あ~、ランとかロシアって書くよ、
日本語だと。」
と、こんな感じ。
その子の発音している[ろ]はちょうど
[る]と[ろ]の間の発音。
[る]を発音する時の口をしながら
[ろ]と言う感じでしょうか。
なかなか、日本人だと気がつかない盲点。
確かに、日本人がRの発音が苦手なのは、
Rの本当の発音自体が日本語にないということ
なんでしょうね。
改めて再認識。
さすがに、日本でRussiaのことを
「ルォッシア」とは言えないし書けないし
「ロシア」となってしまうんですね。
そう考えると、とっても不思議。。。
「日本語ではロシアと言うんだよ。」
と、我ながら残念な答えしか言えず、
生徒も不服顔。
日本語を教えていて、改めて日本語、
そして日本について知ることって多いんですね。
やはり、日々勉強です。