タイ入国管理局、ビザ延長の規則を強化へ
タイ入国管理局は2022年12月8日、外国人犯罪者がタイ国内に留まることを防ぐために、ビザ延長規則を強化すると明らかにしました。
特に、学生ビザでタイに滞在する人々に影響が出そうです。
タイ入国管理局局長はビザ延長規則の強化について、財団での仕事、治療を受ける必要性、教育システムでの勉強を理由とするビザ延長申請に関するもであることを明らかにし、ビザ延長の基準を改訂するための作業部会を設置すると表明しています。
先日南部サムイ島でオーバーステイのポーランド人の男が逮捕されましたが、彼は以前学生ビザを所持していましたが、授業に出席していなかったため、先の11月3日に入国管理局よりビザを取り消されていました。
ここのところ、オーバーステイ外国人の逮捕が各地で相次ぎました。
結果としてED(教育)ビザ、治療目的ビザなどの新規取得や更新がかなり厳しくなるようです。
もともと、教育ビザは長期滞在する目的で利用しているものがほとんどと聞きます。
こういう抜け穴を今回徹底するようです。
こういうビザの存在がタイでの犯罪の温床になっているのは間違いありません。(大麻販売、振込詐欺などの犯罪者の滞在に利用)
良きにせよ悪きにせよタイ政府はやることが実に早い!
これが日本だったらあ~でもない、こ~でもないとズルズル先延ばしし、実現するまで数年はかかるでしょうね。