みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

水温む

2018年02月27日 | 俳句日記

朝の洗い物をしていると気が付いた。
手がかじかまない。
これならば給湯に切り替える事はない。
「水温む」と、季語が浮かんだ。

寒い中、無理はすまいと久しく足を向け
なかった大濠公園へ行きたくなった。
水温む湖水は、水面に穏やかさが漂う。
鳥達にも逢いたかった。

春と調和した日差しの中で、人びとが思
い思いに楽しんでいた。


高浜虚子に次の句がある。

《これよりは 恋や事業や 水温む》虚子

少子化対策やデフレ脱却の標語になりそ
うな句である。
春とはそうしたものだ。
子雀達も身体作りに励んでいた。

頑張れ未来‼️

春はまた前向きな別れの季節でもある。

二組の真鴨がその時を待っている。

〈水温む 道連れはあり 遥か旅〉放浪子
季語・水温む(春)

2月27日〔火〕快晴
豊かな心持ちで帰宅すると、関東から2時
間に及ぶ長電話あり来客ありで疲れた。
予告していた副作用のレポートは明日に
させて頂きたい。








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