みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

明治・大正・昭和迄の73年

2018年08月16日 | 俳句日記


昨日予告したように、12年周期節目説に
従って年表を遡って見る。
一般的には、1868年が明治元年とされているが未だ徳川との戦いは続いている。

翌明治2年に、もし官軍が負けていれば、明治時代は無かったのである。
節目の年は明治2年だったのである。
薩長土肥の版籍奉還と函館戦争の終結、
東京遷都、諸藩の版籍奉還で決した。

そこで、先日書いたように大東亜戦争の
始まった昭和16年(1941年)から遡り、12年ごとを年表にしてみた。

〈12年周期年表〉
1941年(昭和16年) 真珠湾攻撃
1929年(昭和4年) ウォール街の株暴落
1917年(大正6年) 第一次世界大戦中
1905年(明治38年)奉天戦、日本海海戦
1893年(明治26年)日清関係悪化
1881年(明治14年) 明治14年政変
1869年(明治2年) 戊辰戦争終結

兎に角、明治・大正・昭和初期の日本は
戦争に次ぐ戦争を戦ってきた。
同様に、世界中でも紛争と戦争が入り乱
れている時代である。

中でも日清・日露の戦争は当時の大国の
歴史を変えた戦いでもあった。
近代日本にとっては大国相手の、必死の
防衛戦争だったのである。

歴史的節目となる事象がほぼ12年おきに
巡っているのがお分かりだろう。
次回は、更に世界史を遡って見てみよう
、面白い事が沢山出て来る筈だ。

読書の秋へ向かって歴史を楽しもう。

8月16日〔木〕曇り
出先から棲家へ戻ると、虫の声が聞こえ
て来た。
まだ野外ステージのオーケストラとは言
えない、デュエットやカルテット程の数
だが確かに秋はすぐそこにある。

〈夕風よ 運び来たるか 虫の音〉放浪子
季語・虫の音(秋)








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