みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

空の乱れ

2017年03月06日 | 俳句日記

 毎度のおはこび、誠にありがとうございます。

「噺」も興に乗ったからといって、長々としゃべるものではありませんな。

二日にわたり長文でしたんで、今日、町でお会いしたお客様に「昨日の話はどうでした?」

と、お尋ねしたところ「ながいので途中で寝ちゃった」とにべもなく返されてしまいました。

 

 だいたい二千字ぐらいでまとめようと、努力していますが、漢字が多くちゃ読みずらい。

かといって、平仮名ばかりでも意味が通じず字かずが多くなる。まことに文章ってぇのは

難しいものでございます。おまけに江戸弁の話し言葉を文章にしょうってんですから、

これがまたキー操作が忙しいのなんのって、ピアノを弾いているようなもんです。

弾けませんけどね。

 

 ですんで、きょうは箸休めてなもんで、熊八にもおやすみいただいて、

まじめに短くまとめさせてもらいます。

 

 事故のはなしってぇのは不憫なものですな.

 きのうも防災へりが墜落したなんてのが新聞に出てましたけど、人助けのための訓練を

なさろうとしていたやさきに、こちらが事故に合いなすった。なんとも痛ましい限りです。

しかもお名前のお歳を拝見しますと、機長さん以外は皆、三十、四十のはたらきざかり。

 

 

 お子様も修学中の伸び盛り、ご家族さまのことを思うと胸がかきむしられるようです。

職場のみなさまも唖然となさっていることと思います。

 というのも皆さん防災のベテランばかりで、指導的立場においでだったのでしょう。

 部下だった方々はもちろんのこと、上司も、その他の消防庁、自治体の首長以下どんなに

肩を落としていらっしゃるかお察しいたします。

 

 どうぞねんごろに、この尊い現代のサムライのみなさまのお弔いをなすってください。

日ごろから皆様に守られている国民の一人として、遠い所から手を合わせさせて戴きます。

                                 合掌礼拝

 

      < そは憎し 空の乱れや 春の山 >  放浪子

 

三月六日(月)  曇り 夕刻より雨

         胸ふさぐ一日

         九人の義人に哀悼  

         九州から電話、忙しくなるかも 

 

 

 

 

 

 

 


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