みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

梅雨入り宣言に天竺葵

2018年05月29日 | 俳句日記


昨日の本稿で「梅雨入りはまだだが…」
と書いていたところ、きのうの時点で、
宣言がなされていたらしい。
通年で8日、昨年より23日早くなんて。

これは長雨に注意をしなければ。
夏の暑さ対策もしっかり備えよう。
そんなこんなで、今日も朝からどんより
と雲が垂れ込めていた。

そんな中で、昨日の紫陽花に次いで、葵
(あおい)の赤が目に付いた。
真紅の花が、他の鉢植えの花を制して目
に差し入って来る。

天竺葵という奴だ。
園芸区分では、ゼラニウムと言われる。
葵はなにせ属の多い品目で、芙蓉、山葵
、オクラやハイビスカスも仲間である。

一般に、俳句に詠まれる葵は立葵だ。


開花季節は天竺葵と同じで今時からであ
るから、至る所で楽しむ事が出来る。

《明星に 影立ちすくむ 葵かな》一茶

明けか?宵か?
いずれの時・方角でも、花を美事に付け
た立葵がすっくと立つ姿は絵になる。

〈桐よりも 尚役に立て 立葵〉放浪子
季語・立葵(夏)

5月29日〔火〕曇りのち 晴れ
現在午後7時、まだ空は暮れなずむ。
このぶんだと、明日は梅雨晴れ間なの
かも知れない。
目覚めが良ければ、大濠公園へ出掛け
てみようか?






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