みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

山茶花(サザンカ)

2017年12月04日 | 俳句日記

紅白の山茶花が、団地の土手を、芒を前に、楓を背に、絢爛豪華に飾っていた。
見上げながら通り過ぎると、一歩ごとに
景色が変わって面白い。

日本原産のツバキ科の常緑低木である。
寒椿と見紛うことがあるが、山茶花の方
が一足先に咲く。双方とも、花が散り敷
くところが椿とは違う。

もう山茶花の咲いた道で、落ち葉焚きを
見る事も無くなったが、子雀達にとって
は、正月前の楽しい風物詩であった。
年寄りと子達の語らいの場でもあった。

茶の木も同じツバキ科の低木であるが、
こちらは建久⒉年(1191年)に栄西が南宋
から博多に持ち帰った物だから、山茶花
と言う呼び名は、それまでは無い。

寒椿を、別名シシガシラと言っていると
ころをみると、同じ名で呼ばれていたの
ではないのだろうか?
興味のある方は、調べてみてほしい。

こちらは、葉の光沢から寒椿であろう。
定番の光景だが、雪が降り積もった木に
咲く紅い寒椿の花は、東北の白一色の地
平の中の鮮烈な記憶であった。

〈山茶花や 残りの年を 数えたり〉放浪子
季語・山茶花(冬)

12月4日〔月〕曇りのち晴れ
嗚呼!嫌だ嫌だ。
街を歩くたびに嫌になる。
日本国民よ、日本の婦女子よ!
暫く何処かに逃げていてくれ。
逃げたい男も逃げよ。
日本の国土は俺一人で守る。
子雀達やお腹の大きなご婦人を見れば
そんな気になる、不憫でならない。
日本国政府よ!
大任だがしっかりやってくれ。
お呼びが掛かれば何時でも命を捧げる。





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