みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

露涼し

2017年07月10日 | 俳句日記

露は、本来秋の季語なのだが「夏の露」
とか「露涼し」などとして、夏の季語に
使うことがある。

ここのところ連日の雨で、朝の散歩が出
来ずにいたので、明け方までの雨が上が
ったのを幸いに5キロウォークに出た。

コースは何時もの緑道公園を通って六本
松から護国神社、そして大濠公園を半周
して赤坂の交差点まで歩く。
今日は、護国神社へ至る西の鳥居の舗道で、最初の一句が出来た。

ちょうど薄日が差し始め、雨の雫が朝露
のように分離帯の花壇で煌めいていたか
らである。

雨上がりの朝の空気は涼やかで、道々の
朝顔や名も知らぬ花も美しかった。



大濠公園では、鳩や雀や軽鴨と弁当を分
けあって食べた。

だがしかし、楽しくはあつたものの五月
に約一月リハビリを意図して、毎日この
コースを歩いていた時よりも、明らかに
足腰が弱っていることを自覚した。

東北にいた頃は畳の生活だった。
こちらではイスの生活に為った。
部屋内の運動量は、畳の方が遥かに多い。
足腰の屈伸量が格段に違うのである。
梅雨が明けたら、歩きに歩こうと思う。

〈薄日差す 舗道の朝や 露涼し〉放浪子
季語・露涼し(夏)

7月10日〔月〕薄日晴れ 午後 驟雨
いささか疲れて帰ると、少々熱めの
お湯を張り、腰湯にして浸かった。
汗がひいてから午睡をする。
のち、母から頼まれた本を買いに行く。
本の名は「海軍乙事件を追う」なり。
94歳が読む本かね⁈

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