本日、CVポートによる抗癌剤投与法に
ついてのレクチャーを受けた。
CVとは首の根元の中央静脈(central vein)
のこと、動脈はarteryである。
この二つ並んだ大血流は、人間の生死を
左右する。大動脈は難儀だが静脈は活用
されるに至ったのである。
地道な医道者の研究努力の成果である。
写真は化学療法室の入り口、これから長
い友達として扉をくぐらせてもらう。
残念なことに中は撮影禁止であった。
その内盗撮します。
という事で投与方法の概要について。
私は2週間サイクルの投与法を選択した。
第1日 外来受付→採血→受診→院内投与
[院内投与] 化学療法室内で3時間の点滴
① 吐き気予防薬投与 30分
② カテーテル洗浄水投与 10分
③ レボホリナート 及
オキサソプラチン投与 120分
④ フルオロウラシル投与 10分 計2時間
これから携帯用点滴器具インフユーザー
ポンプをcvポートに装着して終了。
このポンプを専用のポーチで携帯しなが
ら46時間を過ごす。
内容量は250CC、3時間毎に15〜20CC
が中央静脈に流れ込む。
今のところ、この日を金曜日に決めた。
週末が癌との闘いの日々となる。
気を重くするかしないかは心掛け次第。
季語に「春愁」というのがある。
〈春愁や 案ずるよりも 生む易し〉放浪子
季語・春愁(春)
2月16日〔金〕曇り
知覚神経に副作用の兆候が現れた。
指先の麻痺感覚、逆に手の甲の冷感触の
過敏、夜露の不可視水滴が感じられる。
このメカニズムが判明次第報告します。