みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

小手毬の花

2018年04月15日 | 俳句日記


午前中まで、春嵐の名残風が吹いていた
が、午後からは高気圧に覆われて、九州
一円は快晴となった。
ただ、大陸の気団だけに気温は低い。

買い物に出かけた際、近くの分譲マンシ
ョンの植込みに小手毬の花を見つけた。
3月17日の記事に、雪柳(小米花)を書いた
が、同じバラ科の落葉低木である。

雪柳が、枝が伸びるに沿って散形に花を
付けて行くのに対して、


小手毬は名前のとおりに、手毬のような散房花序を枝先まで咲かせて行く。


また、同じバラ科シモツケ属のシモツケ
は、枝は伸びずに手毬が枝先に載るばか
りだ。


自然は如何様にも変化して行く。
それでいて美しさを損なうことは無い。
天はそれを信じて自由にさせている。
人間もそうであらねばならない。

〈愛おしく 咲くや小手毬 七変化〉放浪子
季語・小手毬(春)

4月15日〔日〕曇り のち 晴れ
中東が先に火を噴いた。
無辜の民をいたずらに殺生する権利など
誰も持ってはいない。
まして、為政者が自国民を殺すことなど
あってはならない筈だ。
一度自由を手放すと、こんな悲劇が起こ
ってしまう。



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