みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

帰国

2018年08月05日 | 俳句日記

北九州上空。

前日四ッ谷の定宿にころがり込んだのは
深夜に近かった。
服を脱ぐのももどかしく、シャワーを浴
ビルとベットに倒れこんだ。

病と道連れの旅なので無理はすまいと思
えども、好きな事をやっていると限度を
越えてしまう。
翌日の旅程を想起する内に寝付いた。

寝覚めは良かった。
ただ脚の火照りがおさまらない。
朝風呂に入ると、よく揉みあげて、また
横になった。

その日は、三件ほど知るべを廻ることに
している。
無論、台湾に関する情報を得る為だ。
尋ねる先がある事が有り難かった。

やはり永田町は、米朝会談の成り行きに
神経を尖らせている。
米国のインド太平洋軍は戦闘隊形に展開
しているそうだ。

無論、自衛隊もそれに呼応してシフトし
ているとの事、台湾の緊張が思われた。
よし!得る物は得たと帰途に着く。
羽田から福岡までまた夕刻の便となる。

博多湾上空に差し掛かる。


志賀島上空で西戸崎の砂州を捉えた。
見慣れた風景だが、一年ぶりとなると懐
かしい、しかも、海外からとなるとなお
さらである。

着陸間際、遠く糸島方向に日が落ちた。


故郷はいい。
若い頃には、こんな安堵感は無かった。
未知なる物への好奇心が勝っていた。
さて棲家に帰って台湾研究でもしよう。

〈故郷の 夏の夕陽に 又の夢〉放浪子
季語・夏の夕陽(夏)

8月5日〔日〕快晴 炎暑
夕刻から母方に行く。
今日も資料整理とブログに明け暮れた。
只々皆様に、ご納得の行く話をお伝えし
たいだけのことだ。
こんな機会を、天が与えて下さったのが
嬉しい。


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