鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

1994年 第2回 ヨーロッパ鉄道模型紀行  その10  5日目 ルツェルン

2022年11月24日 | 海外旅行

今日はチューリッヒからルツェルンまで、列車で1時間もかからなかっただろうか。

ルツェルン湖(本当の名前はとても長いのだが、この方がわかりやすいので)の湖畔にある町で、スイスの真珠と呼ばれる綺麗な町だ。 ただ、ヨーロッパでは、どこどこの真珠という言葉がよく使われて、あちこちに真珠と言われる街があるようだ。

 

この寒そうな湖を船に乗ってスイス交通博物館に行く。

 

模型で欲しい形の蒸気機関車だ、

 

スイスといえば、クロコダイル。 この方はクロコダイルの模型を持っているとの事で、本物を見てとても喜んでおられた。

 

スティームトラム、蒸気機関車なのです。それが市電? じゃないか市蒸気機関車かな? 街中を走っていたはずだ。

 

当時はモーターが大きいので車体いっぱいに一個だけモーターが積まれていて、そこからロッドで、車輪に伝導している。

 

これは登山鉄道の電車だろう。

いろいろな車両が展示してあり、とても見きれないし、写真も撮りきれない。

 

外には飛行機も置いてあった。

ここから、バスで街に戻る。 

 

一人で街を探索。 ルツェルンの街は御伽の国ようだ。 

多分突き当たりの店だったろうか、土産物屋で鳩時計を見る。 鎖に付いた錘で動く時計で、ポッポッと鳩が鳴く。 面白いと思って見ていたが大きそうなので、持って帰るのはきついと考えていたら、店員がノープロブレム、飾りなんか外して箱に入れるので小さくなるので簡単に持って帰れるとの事。 ご購入

 

今でも家に飾ってありますが、上の鳩の飾りや錘などが簡単に外れて、小さな箱に入ってしまう。 とはいえある程度の大きさがあるので、ルツェルンの街を持って歩くことになりました。

 

なにか珍しい祭り?をやっていました。 大きな被り物を被った楽団らしい、

 

ルツェルン湖から出る川にかかるカペル橋。 とても有名な橋だが火事で焼けてしまった。 それを再建しているところで、全体を見られて良かった。 こういう景色を見ていると確かに真珠と呼ばれる街にふさわしい。

この川を少し下ったところに、スイスが永世中立国になった像があり、それを見たのか本で見ただけだったのか忘れたのだが、昔スイスは他国の戦争に駆り出され沢山の国民が犠牲になった。 そこで、2度と他国の戦争に巻き込まれないように、中立を保つことにしたのだが、それは他の国と同盟を結ばないという事なので、自国の軍隊を強くして、侵略された時には自国だけで守るという意味です。 だから、国民皆軍人という感じで各家庭にすべて銃があるとか、防空壕があるとか、中立を保つために、しっかりとした軍隊があるんです。 案外そのことを知らない日本人が多いので書いて見ました。 だから、鉄道の駅でも軍人がいるのをよく見ます。

ルツェルンに鉄道模型店があるはずなので、探してゆくと、ありました。 中に入るとツアーの仲間が何人かいました。 さすが鉄道模型ツアーで、模型店の在りかを探す能力はすごい。

この店で、私は弟に頼まれたRhBのサロンカーの4両セット(Bemo)を見つけたので購入。 さらに、私用に

 

ROCOのスイスの電気機関車を購入。 何か荷物車のようにも見えますが、多分電気機関車。

 

さて、ここから、メーターゲージの鉄道があるので、それでインターラーケンに行きませんかと誘われたのですが、私はそこまでのパワーが残っていないのと荷物も増えたので遠慮して、一人でチューリッヒに戻りました。

 

明日はチューリッヒの街を観光する予定。 普通のツアーなら、チューリッヒに着いてすぐに街を観光するのでしょうが、このツアーではまだ街を観光していない。 変なツアーなのです。 今日もルツェルンに行ったけれど、交通博物館から後はみんなバラバラ、本当に自由なツアーなのです。

つづく

 

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20系客車のテールサイン

2022年11月23日 | 模型車両

まずは雑談。

大阪 道修町(どしょうまち)は薬屋さんの発祥の地のようですが、昨日通ると

出店がいっぱい。 大阪北浜から淀屋橋まで1kmほど並んでいました。 人出もすごかったけれどうまく人のいない時に撮影。

 

近くの少彦名神社の神農祭でたくさんの人が参拝していました。 「少彦名命」は日本医薬の祖神なので、薬問屋があるこの場所にあるのですが、皆さん、コロナ退散と願ってのお参りでしょう。

でも、すごい密なんだけれど。 

 

この神社から堺筋に出たところにある黒い立派な建物です。 ここは小西さんやねーとか、なにそれ?と言うとボンドの小西家住宅だそうで、 びっくり、今は資料館のようです。 一度入ってみよう。

 

***************

カトーの20系

テールサインが点かなくなったので修理です。

これが点灯しない。

 

基盤です。

 

LEDを外してテストすると、LEDが点灯しません。 まさかLEDが壊れるとは!!

 

手持ちのLEDをつけたら無事点灯しました。 一件落着です。

 

点灯したのですが、もとのLEDと違うので、明るすぎます。 まあ、DCCなので、DCよりも電圧が高いのですが

それにしても明るすぎる。

 

抵抗を入れて減光するにはスペースがない。 そこで、テールサインとLEDの間にプラ板を挟んで減光。

 

これで、少し暗くなりましたが、写真ではわからないかな?

そして

車体にこんな凹みが。 やってしまいました。 半田ごてで溶かしてしまったのです。 大失敗ですが、やってしまったものは仕方がない。 誰も気がつかないだろうとこのままにしておくことにします。

さて、反対側の電源車の室内灯がない。 もともとこの編成には室内灯がなかったので自分でつけたのですが電源車はけちってつけなかったのだろう。 次はこの工作をします。

つづく

そうそう、鉄道模型のある生活のホームページの私の鉄道模型博物館70代後半を更新しました。 新たに増備した車両が載っています。

 

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1994年 第2回 ヨーロッパ鉄道模型紀行  その9  4日目 氷河急行に乗る 3

2022年11月22日 | 海外旅行

 氷河急行、FOの路線に入って

町を通過する。 スイスの景色だ。 それにして長い編成です。 車体の色が赤、これが良い。 緑の季節の写真でも赤が生える。

 

こんな子供がいたりして

 

列車は完全にスキー場の中を走っている感じ。 実際にリフトが頭の上を通っているところもあった。

 

眼下に小さく街が見える場所に来た。 この写真には写っていないがアンデルマットだ。  崖の上から下を見下ろしている感じ。  そこへの下り坂。

道路がくにゃくや九十九折になって下っている。 列車はと言うと、たくさんのループがあって、そのほとんどがトンネルだ。 トンネルを出るごとに下界?に近くなってゆく。 この写真でもすぐ下に今から通る線路が見える。

 

多分、これがアンデルマットだと思うのだが。 同室のSKさんがホテルで、アンデルマットかアンダーマットか現地ではどう言っているのか聞きたいと言っていたけれど、列車から降りないので現地人の発音は聞けなかったが、ドイツ語と英語の違いなのでスイスでは多分、前者のアンデルマットだろう。

 

やがて、列車は終点のブリーグに近づいた。 駅の手前はものすごい急カーブでレールの軋み音がすごい。

その時、加Toさんが叫んだ! 「見てみろ、模型で急カーブはおかしいと言うやつがいるが、本物だってこんな急カーブがあるんや、おかしいと言う奴はここに来て、見てみい!」。  みんな爆笑。

 本物の電鉄に勤めているこの人の話は面白い。 「模型で図面だサイズだ機器がどうのこうの言っている人がいるが、本物の車両は全体図なんてほとんどあらへん。 あるのは窓枠の寸法とか細かい部品の図面だけや。 それに、台車はもちろん、コンプレッサーや他の機器類も壊れたら、他から持ってくるので、これと言って決まっているわけではあらへん。 模型を見て本物と違うと言うやつは本物を知らん。 本物はしょっちゅう変わっているんや。」

 

ブリーグ駅到着。 足元は雪でぐじゃぐじゃ。 この路線はここから先はBVZ鉄道になって、ツェルマットやマッターホルンの方向にゆく。 そしてSBBへの乗り換え駅でもあり、スイス方向と反対側はシンプロントンネルを通ってイタリアに繋がっている。

この駅に日本人の若い娘さんが2人いた。 誰かがここから何処に行くのと聞くと、イタリアに行こうかどうしようかと迷っているとの事。 え〜 今夜のホテルも予約していないんだ。 その場その場で考えながらの旅行とは、度胸があるとびっくりしたのでした。

 

列車を待つ間にブリーグの街を歩く。 この時日本から持ってきた靴に入れるほっかほかカイロを靴に入れてみた。 今使わなければ使う時がないと思ったからだ。 そして、歩き出すと足の裏が暖かくなってきた、と思っているうちに熱くて体重をかけられない、歩けない。 カイロを取ろうにも、道が濡れているので靴を脱ぐわけにはゆかない。 ほうほうの体で駅のベンチに戻りカイロを取ったのでした。 これが、私のブリーグでの思い出です。

 

この駅にはこんな車両が停まっていました。 BLSだと思うのですが、スイスの私鉄ですがSBBの線路を走るようだ。

 

そして、このBLSの電気機関車に引かれた客車に乗って、ベルン経由でチューリッヒに戻ります。

 

しばらく走ると、下にツェルマットに行く路線が見えました。 それから先は疲れて寝てしまったようです。

チューリッヒに着いて、夕食は中華料理屋に皆で連れ立って行った。 立派なレストランで、トイレに行ってから席に着こうと思ったら、皆の席から一人だけあぷれてしまった。 一人で席に座っていたら、かわいそうだとS宮さんが来てくれた。 フランクフルトで並んで写真を撮った機関庫作りの人だ。 優しい人です。

RhBの巻終わり。 明日はルッツエルン、スイスの真珠と言われる街にゆきます。

つづく

、 

 

 

 

 

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雑談

2022年11月21日 | 雑談

玄関です。 季節柄、銀杏の葉を置いてみました。

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朝ドラ「舞いあがれ」でヒロインが航空学校に入学しました。 この合格発表の手紙が来た時に多くのドラマでは、結果は次回に回してと、もったいぶるのですが、このドラマはちゃんとその日のうちに結果を示して、気持ちが良かった。

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一昨日、5回目のコロナワクチンを打ちました。 いつもの開業医だと来年になるので、初めて集団接種を受けました。 たくさんいましたがとてもスムーズでした。 注射してもらう時に、腕を出していたら終わりましたとの事、チクッともなんともありませんでした。 もう終わったんですか、痛くも痒くも何も感じなかったと言うと、注射した看護師さんが「それが一番の褒め言葉です」というので、さらに、次回もここに来ようかな言ってお礼を言って帰りました。 その後腕の痛さも僅かに感じる程度で一番楽だった。 ファイザーです。

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先日、高齢者学校の数年前の音楽のクラスの同窓会を生駒山の山腹の小粋なレストランで行いました。 

レストランのテラスから生駒の街から奈良が見える。

 

前菜、おしゃれで楽しい。4人分ですよ。 

 

まだ、メインディッシュは来ていない。 豪華なんだけれど、ビールも飲んであとから別の建物でマイセンのカップに入ったコーヒとクッキーとプリンがついて、2000円台。 安かった。

こんな廃屋のある生駒の山麓を歩いて、生駒聖天へ、そこは以前の日記に書きましたが、そこを通って

 

こんなメンバーです。

 

ケーブルに乗って山を降ました。 

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鉄道模型

D51です。 特に意味はありませんが、天賞堂のD51は重量感もあるし音も良いので時々走らせています。

 

 

 

 

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1994年 第2回 ヨーロッパ鉄道模型紀行  その8  4日目 氷河急行に乗る2

2022年11月20日 | 海外旅行

先日の氷河急行の記事ではスイスの地図を作るのと写真を探すので時間がかかり、ブログを書くのに3時間もかかってしまいました。 今日はgogleマップで先日示したRhBの路線を見てみました。 航空写真に切り替えると、ものすごい山を走っているのがわかります。 ぜひ、お試しを。 地図上でアンダーマットの街を見つけるとわかりやすいです。

いよいよ氷河急行に乗りました。 早速食堂車にゆきます。

何か肉料理を食べている。 持ってるワインカップは底が傾いている。 列車が急勾配を走るのでワインがこぼれない様に傾けてあるのだ。 もちろん、ギミックではあるが。 後ろの窓際はモデルバーン東京店の店長さん。

 

食堂車の車内は木造の小屋風?で、木目がたくさん使われている。 この方は(K藤さん)昨年のツアーにも来ていて、私と仲が良い。 ちょとした会社の社長さんのようだ。 昨年は社員の土産にとネクタイを10数本買っていたので覚えている。 仕事でドイツには何度も来ているそうだが、仕事では車の移動なので列車に乗ることはない。 だから、このツアーに来たと言っていた。 スーツとコート姿で仕事の様に見えるが、これが一番寒くないスタイルだと言っていました。

 

さて席に帰って、持ってきたTMSと記念写真。 このために持ってきたのは私が作ったスイスのRHbが走っているレイアウトが掲載されているからだ。

やがて列車は雪の世界に突入。 その時にガクンという小さなショックを感じた。 誰かがラック区間に入ったんですよ、ギヤが噛み合うショックです、と言っている。 そうか、この本線区間にもラック区間があるんだと感心。 それほど急勾配を走るのだ。

 

やがて列車は、ディセンティス駅に到着。 引っ張ってきた機関車を離した。

ここで、鉄道がRhBからFOに変わるので機関車を付け替えるのだ。

この間長く止まるので、列車から降りて写真を撮っている。 それにしても雪がすごい。

 

機関庫が見えている。 電気機関車や電車や客車が見える。

 

記念写真を撮ってもらったり、とても興奮しているんです。 ちなみにクールから乗ってきたこの車両はFOの車両です。

 

ここからはこの機関車が牽引する。 横にFOと大きく書いてあるが、この機関車もNゲージで作ったことがある。 側面に窓がないので作りやすいからだ。

やがて列車は走り出し、私は食堂車で買ってきたワインを飲んでいる。 アルコールが好きというわけでもないが、こういうシーンは体験しておかないと。 氷河急行でワイン、良いでしょう?  後ろにはラッセル車が見える。

 

車窓からは石橋の上を渡るこの列車が見える。 

 

後ろにもたくさん客車がつながっている。 この時に車内販売がきた。 キーホルダーやその他氷河急行のグッズを売っている。

これは土産に良い、と皆が買い出した。 土産に買うので一人で何個も買う。 20人ほどいるのですぐに品物は売り切れて、販売員は食堂車の基地まで何度も行ったり来たりする。 日本人の買い占めです。 私は多分、傾いたワイングラスを買ったと思う。

そして、列車は雪の中をずんずん進む。 ゆっくりだが心地よい速度だ。 周りは山だが谷と言う感じでは無く高原を走っている感じだ。

 

つづく

 

 

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