鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

1999年 ヨーロッパ鉄道模型紀行  その14 リヨンを歩く

2023年09月15日 | 海外旅行

 

TGVで、パリからリヨンに着きました。 帰りのTGVまでの自由時間は3時間。

リヨン駅前、 パンジーが咲いて綺麗だ。 この町は昔、森鴎外が住んでいたという。

S水さんを誘って、山の上の教会にゆくことにしました。

 

駅から北にしばらく歩くとベルクール広場。  この時には何も気にしなかったけれど。Lovis XIVとある。 ルイ14世?

ルイ14世なら踊りの名手だった太陽王ではないか、下にライオンの像もあるのでまちがいなさそうだ。 でも、それならヴェルサイユだと思うのだが、リヨンとの関係は? など、今頃考えても仕方がない。

ここを左に曲がると

 

ソーヌ川の向こうにの山の上に寺院が見えてきた。 あそこに行くつもりだ。

 

山の下にケーブルカーがある。 これに乗るつもりだが、、 切符の買い方がわからない。 フランス語だし人がいない。 

自動販売機の前でS水さんと2人で悩む。 と言いつつなんとか切符を買って乗ると、トンネルに入った。 まるまるトンネルで山の上にゆくようだ。

 

上の駅舎から出ると、目の前に寺院が。  ノートルダム・ドウ・フルビエール 寺院だ。

 

中に入る。 立派な寺院だ。 

 

とても豪華な作り。 

 

 いやはや、キリスト教は凝り性だね、と思うのだが、イスラムの寺院はもっと凝っているようだ。

ここで、形だけでも礼拝をして地下にゆく階段があるので降りる。

 

そしてビックリ!!! これは先ほどの礼拝堂ではないよ。 地下だよ、 地下にも大きな礼拝堂があったのだ。

恐れ入りました。

 

教会を出て、

 

街を見下ろす。 手前が旧市街で、奥から左の方が新市街のようだ。

 

ここからは山道を歩いて下る。 山道というより階段だけれど。 フランスの坂のある路地を歩くのも良いものだ。 

 

ケーブルを使わなかったら、この階段を上がるんだろうなと思った。

 

山から降りて、路地を歩いていると

 

なかなか雰囲気の良い街だ。 さすが旧市街。

 

ルノーが止まっている。 やっぱりフランス。

 

ここで、カフェを見つけて休憩。 少々疲れた。 ワンコが隣にいた。

 

さて、帰りの列車、皆の前で演説。

「教会にって来たんだ、今年も旅行に来てしまいました。鉄道模型も買ってしまいました、と懺悔してきました」で皆大笑い。

さらに、「ここに正岡子規が住んでいたんだ」と言ったらみんな感心していたんだけれど、私の間違い、森鴎外だったんだけれど、みんな知らないので感心したままだった。 帰国後間違いがバレているんだろうな。

 

パリリヨン駅に到着。 でも1時間遅れ。 やっぱり日本の新幹線はすごいと思った。

ここにはiMacのポスターが並んでいる。 私の持っている形だ。 この頃はiMacよりもWindowsが強かったので、駅の中にこんなに宣伝があるのは珍しい。

さて、もう夜の10時近いので夕食をとりたい。

実はこの駅の2階にはレストランがあるのです。

トランブルーです。 昔、貴族や金持ちが列車に乗る前に食事をした高級なレストランです。

 

パンフレットの写真。 流石に値段も高い。

ここでは当然チップも必要。 コートを着せてくれる時に、袖の中でさりげなくチップを渡す。  これはアメリカで覚えたのですが、やはり、チップを支払うというような見え見えの格好で渡すのは端ない。 さりげなく渡すのです。

ここでの食事が3時間かかったとメモしてあったが、それじゃあもう夜中の1時じゃないか。 まあ、ホテルは同じ駅の中なので近いけれど、かなり強行軍の1日でした。

明日は、日本に帰る日です。

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第57回 HNモジュール運転会... | トップ | 新レイアウトの製作 その41   »

コメントを投稿

海外旅行」カテゴリの最新記事