鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

フランスの癖のある気動車

2024年06月09日 | 模型車両

6月15日の千里での運転会に向けて、こんな車両を買いました。

 

REEというメーカーの気動車です。

単行で走らせられるのでHNモジュールにはちょうど良い。

これはサウンドDCC仕様です。 中古で安かったので購入。

 

形式名はよく分かりません。 ヨーロッパの模型ではあまりメーカーが形式名は意識していなくて製品名をしっかり書いている物が多いのですが、多分形式はX-2330だと思うんですが、そんなことはどうでも良い。

注目すべきは箱に模型としての性能が書いてある。全長は241mmで半径360のカーブを曲がれる。連結器はNEMとかDCCだがDCでも走るし、スピーカの絵があってサウンド仕様ということです。 実物のことよりも模型としての製品だということです。

 

私はこの気動車を「おでこ」と呼ぶことにしました。 おでこが張っているからです。

 

すごくおでこに特徴があるでしょう?  昔から気になっていたんですが、買うチャンスが回って来たということ。

 

本物はというと、エンジンの吸気か廃棄か冷却口か知らないけれど、おでこが真っ黒です。

 

他の形式でも気動車は真っ黒です。

 

そこで、ウエザリングしました。

真っ黒にまでは怖くてできない。 

 

全体にも黒を吹いていますが、塗料粉末が点々になって付いてしまって、よくない出来ですがもう取り返しはできない。

足回りにも茶色を吹いて出来上がり。

中古とはいえ買ったところのピカピカの車両が汚くなりました。

 

レイアウトに置きました、汚れ具合が良いでしょう?

 

これはウエザリング前です。 プラスティックという感じです。 やはり、模型にウエザリングは必須です?

 

走らせてみると、エンジンがかかるのにすごく時間がかかる。 セルモーターか何か音がしていて、それからエンジンが吹き上がるまでに待つこと待つこと。 エンジンがかかった音がしなければスロットルを上げても走らないんです。

本物を真似てよくできていますが、知らないと何だ? 走らない?という感じですが、やはりフランスの車両はゆったりとした気分で走らせないとダメです。

走り始めると、ミッションを変えるごとにエンジンの吹き上がり音が変わり、速度もその度に段階的に上がる感じ。 わずかなので知らないとわからないかもしれないけれど、実に実感的な速度の上がり方をする。

 

警笛の音も ボヒーというか、やっぱりフランス。 車掌の放送もフランス語、まあ当たり前ですが、何にもわからないのですが、アビニヨンらしき駅名が聞こえる気がします。 

室内灯もついています。もちろん停車しても点いています。 DCCだから当たり前ですが、スロットルを上げないと室内灯がつかないDCとはえらい違い。

 

反転させた時にわかったのが、緑と赤のランプ。 これは後ろ側の時にこういう点き方をするんですが綺麗です。

 

この緑色の光、こんな角度から見えるんです。

 

こちらが後ろの時には、こちら側にも赤と緑のランプが点灯します。

これらはファンクションスイッチで消灯可能なので、点けたい時に点灯させます。

 

フランスのローカル気動車「おでこ」でした。

これを運転会に持ってゆくにはスマホにDCCファンクションのデータを入れておかなければなりません。 走らせて遊んでいる場合じゃないんだ。

 

 

 

 

 


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