情景の中でHOゲージの車両が走りまわるHNモジュールの運転会の案内です。
こういう運転会は日本ではほとんどありません。
HNモジュールクラブ関西では以下の様に運転会を計画しています。
開催日 :5月18日(日)
場所 :千里公民館コラボ 2F多目的スペース
- 北大阪急行「千里中央」駅北改札から約80メートル
- 大阪モノレール「千里中央」駅から北へ約400メートル
時間 : 運転は11時頃から3時頃まで、昼休憩時間あり
運転 : 基本的に午前DC運転 午後DCC運転。
運転ダイヤに沿った運転も予定。
他 : 一般公開のための運転会ではありませんので、特に催しの様なものは考えていません。
入場無料。
お年寄りがお孫さんを連れて見にきたりしていますが、できれば鉄道模型好きな人が来て、HNモジュールをやりたいと思ってくれれば最高です。
以前の千里での運転会にて
HNモジュールとは?
HOゲージで情景があるモジュールを各自が作り、運転会でそれらを繋いで大きなレイアウトとして運転を行います。
HNモジュールのメンバーに、「HNモジュールの良い点」を聞きました。
その抜粋を紹介します。
基本的にHNモジュールとはモジュール同士を接続するために線路の高さと接続方法が規定されています。
しかし、その大きさや情景は全く自由で製作者の意図に任されています。 これらを踏まえて、
まずは情景などについて
○ 大きなモジュールから小さなモジュール迄、日本の農村の風景であろうとヨーロッパの街並みであろうと大きな橋だろうと運転会で繋げると違和感を感じない事。
○ 徹底的にリアルティにこだわろうとも、雰囲気重視だろうとも、遊園地や世界の有名な建物パビリオンのような空想の世界でも作れること。
○ 小さなモジュールを一つだけ作るのでも良いし、一人または複数で沢山のモジュールを繋いで大きなエンドレスレイアウトにしてもいい。自由度が高いこと。
○ 鉄道のある景色を創造し、作り出すことの喜び。
○ 毎回ちがう風景が楽しめる(運転会に持ち込むモジュールと接続の位置が毎回異なるので)
○ モジュールは車両模型と異なり、家族も含めた一般の人に鉄道模型趣味のアピール度が高い。
○ ギミックのあるレイアウトも自由で、見て楽しい。
○ 足があって高さがあるために子供達が一番見やすいかも。大人も少しかがめば見下ろしていた時と全く違う風景が楽しめる。
レイアウトではなくモジュールである点
○ 大きな情景を作らなくてもいいこと(家の小さいスペースでも作ることが可能)
○ 製作したモジュール作品は自宅の狭いスペースでも飾ることができる。
○ 家で車両の展示場所としても使えること
○ 景色があるジオラマだと(おそらく家族公認で?)飾っておけます!。
車両や運転について
○ 景色が自由であるので、日本型だけでなく、欧州やアメリカなどの車両が集まり多様性が楽しい
○ 車両も古典から新しいものまで、スクラッチビルド車から購入車まで色々走る。
○ DCCサウンド搭載車両が多く、音をたてて景色の中を走る車両はとても実感的
○ 音が出る車両も走るし時には「煙」まで出して走る。
○ 他では見られないダイヤ運転が行われ、運転する楽しみと緊張感と満足感が得られる
運転会と仲間について
○ 年4回の運転会と2年に一回の全国大会は基本参加自由。当然参加が望ましいですが。
○ 趣味を共にする仲間との運転会・会合での喜び。
○ モジュール製作者同士の連携で仲間内の楽しみがある。
○ なんといってもTMSに掲載されているジオラマを間近で見ることができます。
○ 車両を置かせてもらって写真をとりますと最高の気分です。
○ 運転会の参加費は会場費の参加者割りのため廉価に楽しめる
○ 閉鎖的でなく、だれでも、はじめてでも、ひとりでも受け入れられる風土がある
○ 新しい情報、技術や商品を発見したりて触発される。
○ 年齢、経験不問。
○ モジュール製作者同士の連携で仲間内の楽しみがある。
○ 作り込みの創意工夫、失敗談などを仲間で語り合える。情景初心者にとっては、先輩モデラ―の技術を「盗む」絶好の機会。 車両作りも同じ。
他に
○ 木工、電気配線、ストラクチャー等、設計力と工作力を発揮し、完成した時の喜び。
○ モジュールは自立するので、運転会場の施設に左右されることがない。無理にエンドレスの配置にこだわらないこと。
などなど、他にもたくさん意見がありましたが、一番は、自由度です。 情景、大きさ、車両などなど、自分の思いのものを自由に作ったり持ってきたりすれば良い。 車両でも、高価なDCCの車両もですが、プラレールを加工したものもとても人気があります。
それらに関して、「お互いを尊重しあう風土がある」というのが基本にあるからかもしれませんが、こういうモジュールを作って運転会をするのは楽しい。 見てくれている人に説明するのも楽しい。
ということで、できれば、仲間になっていただきたいと運転会の案内をしているのですが、もちろん見るだけでも結構です。
今まで何度も見にきていた人が、仲間になってモジュールを作ってきた時に、やはり外部から見学しているよりは内部に入って一緒に運転会の仲間になったのは面白さが桁違いに違う、と言っていました。
日本の蒸気機関車
アメリカの蒸気機関車
イギリスの蒸気機関車
30cmほどのモジュールに南部縦貫鉄道。 DCC
どこかの国の電車
プラレール改造
載せていたらキリがありませんが、今度の運転会にこれらが出品されるかどうかはわかりません。
結局、鉄道模型と言って車両だけ作ってるのはオタクのように見られますが、情景があると一般の人にも喜ばれます。そして家族からも理解が得られやすい。 それは鉄道車両という狭い世界ではなくて、情景という世界中に広がる空間を目に見える形で作っているので共感を得られやすいのでしょう。
見学歓迎です。
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