水徒然

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土壌の実態に係る調査を整理しました。('10-10-31)

2010-10-31 | 日記

ウイキペディアによれば、「土壌」とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%A3%8C

「土壌(どじょう、英: soil)とは、地球上の陸地の表面を覆っている生物活動の影響を受けた物質層のことである。通俗的には土(つち)とも呼ばれる。 土壌は、岩石が風化して生成した粗粒の無機物(一次鉱物)やコロイド状の無機物(粘土鉱物あるいは二次鉱物)、生物の死骸などの粗大有機物、粗大有機物が微生物などの分解者の作用などによって変質して生じる有機物(腐植)などを含む。 ・・・土壌は多くの間隙を持つ。土壌中の間隙は、土壌溶液土壌空気によって満たされている。土壌溶液の主成分は水であり、この水に水溶性の塩基や有機物などが溶解している。土壌空気の主成分は二酸化炭素、窒素および水蒸気であり、酸素濃度は大気と比較して低い。土壌の間隙には、多くの微生物や動物が生息しており、土壌生物と呼ばれる。     

 土壌を、構成成分である粒子の大きさによって定義する場合には、粒径が2mm未満の粒子のみを土壌と定義し、2mm以上の粒子を礫(レキ)や粗大有機物などとして除外する。土壌の粒子は、互いに凝集した団粒構造をとることが多いため粒子の大きさを測定する際には、土壌を多量の分散媒に懸濁させて団粒構造を破壊する必要がある。 ・・・土壌が形成する土壌層は、土壌を分類するための重要な指標とされている。 土壌は気候や植生の影響で、緯度によって異なる土壌帯を形成している。 ・・・培地に土壌を用いないものを水耕栽培と呼ぶ。・・・有機質培地を土壌としこれを用いる場合は養液土耕と呼び、無機質培地を用いる場合は養液栽培と呼ばれる。」
⇒食物栽培、森林、住宅建築、などに、なくてはならない「土」ですが、土砂崩れ、地盤沈下の防止、食物の安定生産の基本となる団粒構造粒子の分散・凝集のメカニズム)、および土壌溶液(溶存イオン濃度、他)と土壌空気pH(水素イオン濃度) EC(電気伝導度)、ORP酸化還元電位)、ゼータ電位、等を利用して科学的かつ工業的に制御管理することが必要と想われる。

参考投稿

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生物多様性関連、電気伝導度(EC)に係る記事を紹介します。
「雨降って地固まる」という「ことわざ」について「土砂災害」との関連で考えてみました。
土中の生物について紹介します。
生物多様性関連、水素イオン濃度(pH)に係る記事を紹介します。
植物栽培における土の役割を調べました。
チリの奇跡の救出劇に思い出すわが国の炭鉱事故映画「どたんば」
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1 コメント

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Unknown (ひねもすにこん)
2010-11-01 08:16:16
私のブログへのトラックバックありがとうございました。
大変、勉強になるブログですね。

ときどき拝見させていただきます。

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