癒し系!?税理士の爆笑??商売繁盛記

税金に限らず、経営、会計、コミュニケーションなどを、面白おかしく、また、わかりやすく解説する、気軽なブログです。

かんぽの宿

2009-01-30 23:33:31 | 政治
みなさん、こんばんは。

今日の関東地方は、一日中雨でした。明日の朝に掛けて、冬には珍しく
まとまった量の雨が降るとのこと。
これって、たまたまでしょうか、それとも・・・・。

さて、今日はここ数日TVを賑わしているニュースからです。
「かんぽの宿の譲渡」についてです。

これは簡単に言うと、土地代と建物の建設費で2,400億円かかったものを、
109億円で一括譲渡するってことです。

これを聞くと、「2,300億円近く損しているじゃないか」と思われる方が、
多いと思います。ただこれは、会計上の話も絡むので、単純な話という
わけには行きません。

この109億円という売却額が妥当なのか?そこが、本質です。
では、現状を見てみると、次のような状況です。

施設は70あるのですが、その内黒字は11施設?(程度)で、
個別に売却すると、買い手のない施設が出る怖れがあり、雇用の確保を
前提にすると、一括譲渡を取らざるを得ないということだそうです。

一部は、不動産の実勢価格と乖離している施設もあるそうですが、
赤字の施設の引継ぎも前提のため、プラスマイナスされるということです。

これを、ある側面から見ると、大臣のような発言に繋がるわけです。
これは、見ている場所が違うのだから、ある意味い致し方ないですね。
一方が正しくて、一方が間違いという話ではないと思います。

はっきり言うと、合意形成がなされなかったという意味で、
コミュニケーション不足だったのかもしれません。

ただ、うがった見方をすると、選挙が近いので、大臣のパフォーマンス
という側面も、あるかもしれませんね。

いずれにしろ、「かんぽの宿」を譲渡することによって、最大数の幸福者が
出るような、着地点を見つけて欲しいものです。

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