WORKU ep1 - Stop motion animation
第4回菊池ビエンナーレ
2011年4月2日(土)~ 6月26日(日)
菊池寛実記念 智美術館
http://www.musee-tomo.or.jp/schedule.html
ここは割引にしかならない施設だったんですが、大倉集古館のすぐ近くだし、まだ行ったことのないところだったので寄ってみました。
智美術館はいい雰囲気のところですね。
大倉でひどい目にあった後だけに余計そう感じたのかもしれませんが。
少し暗めの照明のつけられた落ち着いた雰囲気は幻想的な趣があります。
今くらいの暑い時期に行くのもいいかもしれません。
見て来た展示は「菊池ビエンナーレ」。
陶芸の賞の入選作がずらっと並んでいましたが、ずいぶんとヴァラエティにとんでいます。
いかにも陶芸という感じのオーソドックスなものから、生物や植物のような意外な形のものまで。
近代美術館の工芸館で夏休み辺りに見られる展示に近いといえばいいんでしょうか。
陶芸のよさがわからない、という人でもひとつくらいは楽しめる作品がありそうです。
でも、これを審査するのは相当難しそう。
応募資格は「陶芸における創作活動を行う方」というだけだから、まだ無名の人から既に有名な人まで入っているんでしょうし。
大賞と優秀作に対するコメントを見ると、素人にはまったく理解不能な文章が面白いんですが、作品を出展している人はそれどころじゃないんだろうなあ。
「形体と加飾の調和こそが鑑賞の焦点となる」とか「色感、質感と共鳴し合う、寡黙でシンプルな形態感覚」とか書かれている文を読み、「ああ、そうか、それが自分には足りなかったのか、と膝を打ったりするのもなのか、それとも「馬鹿じゃないのか、こいつ」と思うものなのか。
大賞の「炎彩花器」は幻想的な雰囲気漂う作品で確かにここにぴったり。
もっと安っぽい照明を当てると、奇をてらった感じもしそうですが。
まあ、陶芸のことなんか、まったくわからない私は心の中でまったく違う作品に大賞と優秀作を与えて帰ったのでした。
ビエンナーレだから2年に一度の賞なんですね。
ビエンナーレといえば、中之条ビエンナーレにまた行きたいな、と思う夏なのでした。(ひ)
第4回菊池ビエンナーレ
2011年4月2日(土)~ 6月26日(日)
菊池寛実記念 智美術館
http://www.musee-tomo.or.jp/schedule.html
ここは割引にしかならない施設だったんですが、大倉集古館のすぐ近くだし、まだ行ったことのないところだったので寄ってみました。
智美術館はいい雰囲気のところですね。
大倉でひどい目にあった後だけに余計そう感じたのかもしれませんが。
少し暗めの照明のつけられた落ち着いた雰囲気は幻想的な趣があります。
今くらいの暑い時期に行くのもいいかもしれません。
見て来た展示は「菊池ビエンナーレ」。
陶芸の賞の入選作がずらっと並んでいましたが、ずいぶんとヴァラエティにとんでいます。
いかにも陶芸という感じのオーソドックスなものから、生物や植物のような意外な形のものまで。
近代美術館の工芸館で夏休み辺りに見られる展示に近いといえばいいんでしょうか。
陶芸のよさがわからない、という人でもひとつくらいは楽しめる作品がありそうです。
でも、これを審査するのは相当難しそう。
応募資格は「陶芸における創作活動を行う方」というだけだから、まだ無名の人から既に有名な人まで入っているんでしょうし。
大賞と優秀作に対するコメントを見ると、素人にはまったく理解不能な文章が面白いんですが、作品を出展している人はそれどころじゃないんだろうなあ。
「形体と加飾の調和こそが鑑賞の焦点となる」とか「色感、質感と共鳴し合う、寡黙でシンプルな形態感覚」とか書かれている文を読み、「ああ、そうか、それが自分には足りなかったのか、と膝を打ったりするのもなのか、それとも「馬鹿じゃないのか、こいつ」と思うものなのか。
大賞の「炎彩花器」は幻想的な雰囲気漂う作品で確かにここにぴったり。
もっと安っぽい照明を当てると、奇をてらった感じもしそうですが。
まあ、陶芸のことなんか、まったくわからない私は心の中でまったく違う作品に大賞と優秀作を与えて帰ったのでした。
ビエンナーレだから2年に一度の賞なんですね。
ビエンナーレといえば、中之条ビエンナーレにまた行きたいな、と思う夏なのでした。(ひ)
